アルコール依存や薬物使用などスキャンダラスなニュースで世間を賑わせてきた、モデルのケイト・モス。先日発売された“セルフケア”を題材にする自己啓発本『Self-Care for the Real World(原題)』へ書評を寄稿し、話題を集めている。
1月にパリで開催されたルイ・ヴィトンのランウェイに出演するなど、スーパーモデルとして第一線を走り続けるケイト・モス。私生活ではアルコール依存や薬物使用などスキャンダラスなニュースで世間を賑わせてきた彼女だが、44歳になった今、その過去を後悔しているよう。なんと先日発売された“セルフケア”を題材にする自己啓発本『Self-Care for the Real World(原題)』へ、書評を寄稿したのだ!
ナディア・ナラン&カティア・ナラン・フィリップス姉妹の共著として発表された本のテーマは、“自分本来の美しさへの気付き”。早寝早起きを心がけること、連続する夜更かしやアルコールの過剰性摂取を避けることを推奨する内容に共鳴したらしいケイトは、「私の知る人すべてに、この本を捧げたい!」という書評を寄稿。そのメッセージは本人の名前とともに、表紙に掲載されている。
ケイトはキャリア絶頂の1990年代、連日深夜までパーティーに明け暮れる生活でゴシップ誌の常連に。アルコール依存が問題視され1998年にリハビリ施設へ入所するも、パーティー通いは止まらず、2005年にはコカインを吸引する写真がリーク。当時広告塔を担っていたブランド各社から契約を打ち切られ、一時は“キャリアも終わりか”と囁かれるまでに。
しかし薬物使用の原因と言われた恋人ピート・ドハーティと破局後、徐々に落ち着きを取り戻したケイト。当時の夫ジェイミー・ヒンスとの安定した交際のお陰か、無事、モデルとしてカムバックを果たす。
2015年にジェイミーと別居(のちに離婚)してからは、13歳年下のフォトグラファー、ニコライ・フォン・ビスマルクとの交際をスタート。現在もラブラブなツーショットがたびたびキャッチされており、関係は順調そのものと言えそう。
ジョニー・デップとの破局によるストレスからアルコール依存に陥り、ピートの影響で薬物に手を出すなど、男性関係に人生を左右されがちなケイト。昨年モデルデビューを果たしたひとり娘ライラ・グレースのためにも、荒れた生活は卒業してほしいもの。真面目な新生ケイト・モスとして、再ブレイクなるか⁉︎
>>ケイト・モスのデビューから現在までを、写真とともにプレイバック!
text : Ayano Nakanishi