2017年に夫マシュー・ブロデリックと結婚20周年を迎えた、サラ・ジェシカ・パーカー(52)。そんな彼女が先日、出演したラジオ番組『Girlboss Radio with Sophia Amoruso』で夫婦仲が長続きする秘訣を告白。
2017年に夫マシュー・ブロデリックと結婚20周年を迎えた、サラ・ジェシカ・パーカー(52)。現在もレッドカーペットで仲睦まじい姿を見せるなど、ハリウッドでも指折りのおしどり夫婦として知られるふたり。
サラ・ジェシカは先日出演したラジオ番組『Girlboss Radio with Sophia Amoruso』で、夫婦仲が長続きする秘訣を告白。それは多くのカップルの破局の原因にもなる、“多忙なスケジュール”と“遠距離”だとか!
「信じられないだろうけど」と前置きしたうえで、「私たちの生活スタイルは、ずっと一緒に過ごせる環境じゃないの。お互いその時の仕事によって、生活の拠点がバラバラになるからね。でもそれってある意味、夫婦仲を保つためにはすごく得なのよ。だって次に会ったとき、会話が尽きないんだもの!」と、持論を展開したサラ・ジェシカ。
「(パートナーとの)関係が悪くなった時、誰もが“これを乗り越えるために努力をするだけの価値が(パートナーに)あるかしら?”って悩むわよね」と、夫婦仲の危機を迎えたことがあると認めたサラ・ジェシカ。しかし「私はとてもラッキーだと思う。だって、これまでずっと“努力したい”と感じられているから」と語り、マシューへの愛の深さを表した。
しかし「彼を愛しているし、とても才能に溢れていると思う」と褒め称える夫にも、不満を抱くことがあると告白。「私自身、彼をイライラさせていると思うし、私も彼にイライラすることがある。でもそれと同時に、彼の人間性そのものをとても誇りに感じているの。関係が長続きするほどに多くを投資しなければならないし、よろこびだけでなく、失望感も伴うでしょう。そうやってたくさんの経験や感情を共有していくうちに、パートナーのいない人生が、想像できなくなっていくのよ」
1997年に結婚し、現在15歳のジェームズ、8歳の双子タビサ&マリオンと、3人の子どもに恵まれた夫妻。しかし子育ては決して楽ではないようで、「子どもたちの心配事は尽きないわ。すごく苦痛だけど、すごく楽しくもある。不思議な感覚ね。困難ばかりだから、誰にでも適しているとは思わないわ」と、正直な気持ちを表現した。
「(子育ては)子どもたちの生活を管理して、あそこに連れて行ったり、ここへ連れて行ったり…そんなことばかりよ。でもそれを求めたのは私。そうすることで(子どもたちが)魅力的な人間に成長し、何かを成し遂げる姿を見届けることができるのよね」
破局報道が尽きないハリウッドで、結婚生活を20年間持続しているサラ・ジェシカだからこそ、アドバイスの説得力は抜群。多忙なスケジュール、遠距離、子育ての試練など、様々なマイナス点もプラスに転換するポジティブ思考こそが、いつまでも輝き続けるサラ・ジェシカの魅力なのかも?
text : Ayano Nakanishi