2018年2月4日(現地時間)、アメリカ・ミネソタ州でNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)の決勝戦「スーパーボウル」が開催された。多くのアーティストたちが憧れるハーフタイム・ショウに今年抜擢されたのは、ピンクとジャスティン・ティンバーレイク。ふたりのパフォーマンスに加え、スーパーボウルに熱狂するセレブたちの姿を、大公開!
2018年2月4日(現地時間)、アメリカ・ミネソタ州でNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)の決勝戦「スーパーボウル」が開催された。アメリカで毎年、年間最高視聴率を記録する同試合は、まさに国が一体となる一大イベント!
試合の勝敗に加えて、毎年大きな注目を集めるのが、超豪華なアーティストたちによる国歌斉唱と、ハーフタイム・ショウ。過去にはマイケル・ジャクソンやプリンス、マドンナ、ジャネット・ジャクソン、レディー・ガガ、ビヨンセなど、ビッグネームがこぞって参加。
多くのアーティストたちが憧れるステージに今年抜擢されたのは、ピンクとジャスティン・ティンバーレイク。ふたりのパフォーマンスに加え、スーパーボウルに熱狂するセレブたちの姿を、大公開!
ゲーム開幕前のフィールドにて、国歌を歌ったピンク。昨年末の「アメリカン・ミュージック・アワード」、先月の「グラミー賞」など、ビッグステージでの活躍ぶりが目立つ彼女は、いつもの派手な衣装から一転、真っ白なパンツスーツ姿で登場。
じつは大舞台の直前に、子どもたちからインフルエンザをうつされてしまったことを告白していたピンク。“声が出ないのでは?”というファンたちの心配をよそに、いつもと変わらぬパワフルな歌声を披露。約6.8万人の観客から盛大な拍手を浴びた。
そんなピンクを会場で見守っていたのが、夫のケアリー・ハート&愛娘のウィロウちゃん。パフォーマンス後にふたりが駆け寄ると、ピンクの顔には大きな笑みが!
ゲームのハーフタイムに、スタジアムの中央でアーティストがパフォーマンスを行うハーフタイム・ショウ。きらびやかなステージに降り立ったのは、今月、最新アルバム『マン・オブ・ザ・ウッズ』をリリースしたばかりのジャスティン・ティンバーレイク。
なんとジャスティンにとって今年は、3回目となるハーフタイム・ショウ。現在活動休止中のグループ、イン・シンクのメンバーとともに初参加を果たしたのが2001年、2回目はソロデビュー後の2004年。この年、共演したジャネット・ジャクソンととともに激しいダンスで観客を魅了したジャスティン。しかしパフォーマンスのラストにジャネットの衣装が破れ、胸が露わになってしまうというアクシデントが勃発。視聴者からの苦情が続出する事態を招いてしまった。
そんな忌々しい過去から14年が経ち、ベテラン歌手へと成長したジャスティン。大きな声援のなか、新曲『フィルシー』を歌いながらステージに現れると、『ロック・ユア・ボディ』、『セクシー・バック』、『スーツ・アンド・タイ』などのヒット曲をメドレーで熱唱。年齢を感じさせないキレッキレのダンスに、会場は大盛り上がり!
後半、『アンティル・ジ・エンド・オブ・タイム』を歌いながら、センターステージにあるピアノで演奏をスタート。すると曲は途中から、故プリンスの名曲『I Would Die 4 U』にシフト。じつはゲームの開催地であるミネアポリスは、プリンスの出身地。巨大スクリーンに映し出された映像とともに、亡きスターへのトリビュートパフォーマンスを行った。
3度目とだけあって、堂々としたパフォーマンスで観客を圧倒したジャスティン。大成功に終わったと思われたのも、つかの間。生前のプリンスがホログラムやバーチャルリアリティなどの演出に反対の姿勢を見せ、「自分にはしないでほしい」と明言していたことが、プリンスの関係者らの証言によって明らかに。さらにプリンスの元婚約者のシーラ・EはTwitterで、その事実をジャスティンに伝えていたとも告白し、プリンスのファンたちは激怒。またも大バッシングを浴びてしまうことに。
ジャスティンはショウの終了後、トーク番組『The Tonight Show』に出演し、トリビュート演出を弁明。「自身にとってプリンスはミュージシャンの頂点のような存在。この街のため、そして彼のために、何かしたい気分だったんだ」と語るも、シーラ・Eの証言への明言は避けた。
そんなジャスティンをふくめ、会場やSNSでは、多くのスターたちがスーパーボウルを満喫する様子をキャッチ。試合に負けた夫トム・ブレイディを家族一丸となって支える姿を公開したジゼル・ブンチェン、チアリーダーとの記念写真にご満悦な様子のショーン・コムズなど、以下のギャラリーからチェック!
text : Ayano Nakanishi