2018年3月19日(現地時間)に、NY州の知事選に出馬表明をし、話題を集めているシンシア・ニクソン。自身の代表作である『セックス・アンド・ザ・シティ』(以下:『SATC』)シリーズのあるシーンが、名場面だと思われていることに対してがっかりしていると答えた。
2018年3月19日(現地時間)に、NY州の知事選に出馬表明をし、話題を集めているシンシア・ニクソン。自身の代表作である『セックス・アンド・ザ・シティ』(以下:『SATC』)シリーズのあるシーンが、名場面だと思われていることに対してがっかりしていると答えた。
4月4日(現地時間)にシンシアは、米人気番組『ザ・ウェンディ・ウィリアムズ・ショー』に出演。辛口コメントで知られる司会のウェンディ・ウィリアムズから、「あれ? あなたはレッドヘアではないのね」と聞かれたシンシア。同作で演じたミランダのトレードマークはレッドヘアだったが、「えぇ、私は本当はブロンドなのよ。ごめんなさいね」と笑顔でコメント。さらにウェンディは、『SATC』の名場面と語り継がれるシーンを持ち出し、映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』のあるシーンが素敵だったと、シンシアに伝えた。
そのシーンとは、主人公のキャリー・ブラッドショーが、ミスター・ビッグからゴージャスなクローゼットをプレゼントしてもらうところ。大きなクローゼットに、買ったばかりの「マノロ ブラニク」のハイヒールを飾るキャリーには、誰もが憧れてしまうはず。
しかし、シンシアは同映画のロンドンプレミアでの一幕を振り返りながら、「女性のエンパワーメントを描いた『SATC』であって、裕福な男性からクローゼットをもらって喜んでいる女性の恋の行方を伝えたかったわけではないの。自立した女性、または女性同士が助け合い成長していく姿を描いた作品よ。あのシーンで観客から拍手が沸き起こったときは、正直がっかりしたわ」とコメント。だがその直後に、「おしゃれが嫌いと言っているわけではないの、おしゃれは大好きよ」と笑いながら付け加えた。
今なお世界中の人々に愛される作品を通して、「女性のエンパワーメントの大切さ」を強調したシンシア。女性はもちろん、ファンの心にも響いたことに違いない。