米ゴシップ誌『People』による毎年恒例の特集「最も美しい女性」に今年選ばれたのは、歌手のピンク(38)。表紙にはピンクの実子であるウィローちゃんとジェームソン君も登場し、話題を集めている。
米ゴシップ誌『People』による毎年恒例の特集「最も美しい女性」に今年選ばれたのは、歌手のピンク(38)。表紙にはピンクの実子であるウィローちゃんとジェームソン君も登場し、話題を集めている。
ピンクはロック歌手として活動する傍ら、私生活では6歳の娘ウィローちゃんと、1歳3ヶ月の息子ジェームソン君の育児もこなすが、インタビューでは、自身の子どもの頃の話から現在の子育ての苦悩について語った。
米ペンシルベニア州で生まれ育ったピンク。幼少期については、「父親は厳格だったけど、その教育法は正しいと思う。育児は叱ることも大切」と話した。子育てについては、「私は子どもにウソをつかない。それと娘には、あなたは自分の権利のために戦わなければならない。女性に男性と同じ給料が支払われないことも、受け入れてはダメ」と、男女差別について触れることも、娘の将来のために必要だと明かした。
さらに、「子どもの前で泣くこともあるの。娘は泣いている私を見て参っていると思うわ。でも娘は、ママの気持ちをもっと教えて。そうしたら私の気持ちも話すと言ってくれた。嬉しかったわ」と、子どもと同じ立場で向き合っていることを大切にしていると話した。
ピンクは過去にも公共の場で、娘についてスピーチしたことでも有名だ。2017年に開催されたVMA(MTVビデオ・ミュージック・アワード)では、娘が自分のことを醜いと思っていると打ち明けられたときに、「ママは髪が短いとか、体を鍛えすぎとか言われているけど、ママがロングヘアにしたことはある? 周りから何を言われようとも自分らしくいるべきよ」と話し、このスピーチは多くの人を感動させ、SNSで瞬く間に広まった。
ちなみに、『People』誌の「最も美しい女性」に選ばれたと報告を受けたときに、「大笑いしてしまった」というピンク。しかし、外見のことを言われようが芯を曲げない強さ、ひとりの母親として子どもと真摯に向き合う姿勢は、誰もが納得するであろう「最も美しい女性」であることに違いない。