子どもの頃に観ていた作品が華麗にカムバック!? 新しいキャストと設定でよみがえる懐かしの海外ドラマ&映画をご紹介。
海外ドラマの名作『フルハウス』がスピンオフ作品『フラーハウス』としてカムバックを果たしてから早2年。海外ドラマや映画の世界では、その後も続々と過去人気作品のリブート版やリメイク作品が生み出されている。今回は、90年代キッズたちの胸を熱くする注目のリブートやリメイク作品をご紹介。子どもの頃に観たあの作品が華麗にカムバック⁉︎
サブリナ
ティーンエイジャーの魔法使い、サブリナ・スペルマンの日常を描いたコメディドラマ『サブリナ』は、ネットフリックスでリブートされることが決定している。オリジナル版は本国アメリカで1996年9月から2003年4月まで放送され、日本では1999年から2003年までNHK教育テレビで放送されていた。ほうきではなく掃除機で空を飛ぶという斬新な設定や、2階のクローゼットからカジュアルに魔界に行き来できるユーモラスな世界観に胸を躍らせていた人も多いのでは? リブート版では、そんなコミカルなオリジナル版とは打って変わって、映画『エクソシスト』や『ローズマリーの赤ちゃん』のようなダークなテイストになるそう。
Well, it’s out there. A 1st look at Harvey and Sabrina from the “Chilling Adventures of #Sabrina.” ADORBS, right? pic.twitter.com/9n8cznpv2c
— RobertoAguirreSacasa (@WriterRAS) 2018年4月4日
4月5日には、リブート版の制作スタッフのツイッターアカウントで、劇中写真が初公開された。サブリナ役を演じるのは、ドラマ『マッドメン』シリーズなどで知られる若手女優のキーナン・シプカ。
ヘザース/ベロニカの熱い日
1988年に制作され、今なおカルト的人気を誇る学園ブラックコメディ映画『ヘザース/ベロニカの熱い日』。学園を牛耳る女子3人組の“ヘザース”(3人ともファーストネームがヘザーであることに由来)にこき使われて、さえない学園生活を送るベロニカ(ウィノナ・ライダー)が「ヘザースなんか殺してやりたい!」と愚痴をこぼしたことから巻き起こる一連の事件をブラックユーモアいっぱいに描いた作品。
現代に舞台を移したリブート版が制作されているが、中でも注目を集めているのはオリジナル版と大きく異なる“ヘザース”軍団のキャラクター設定。オリジナル版では裕福で細身な白人女子3人組で構成されていた “ヘザース”だが、リブート版ではジェンダークィア、黒人のレズビアン、ぽっちゃり女子という個性豊かなメンバーが学園を牛耳る“ヘザース”役に回った。当初の予定では第1話の放送を2018年3月6日(現地時間)に予定していたが、2月14日(現地時間)にフロリダの高校で発生した銃乱射事件を受けて、現在放送延期中の状態にある。
シーズ・ガッタ・ハヴ・イット
オリジナル版は、1986年にスパイク・リー監督が手がけた同名映画。その公開から30年以上の時を経て、リー監督自らドラマシリーズとしてセルフリメイク。
物語の主人公は、ブルックリンで自由気ままに暮らすアーティストのノーラ。他人に束縛されることを嫌い、何よりも自由を愛するノーラにはタイプの異なる3人の恋人がいるのだが、3人の恋人たちはノーラに一対一のお付き合いを求めていて……というのがストーリーのあらすじ。現在、ネットフリックスでシーズン1が公開中。
オーシャンズ8
フランク・シナトラ主演で1960年に公開された映画『オーシャンと11人の仲間』がオリジナル作品で、2001年にはスティーブン・ソダーバーグ監督の手により、リメイク版『オーシャンズ11』が公開された。そして今年6月には主要キャストを全員女性にしたリブート作品『オーシャンズ8』がいよいよアメリカで公開される。本作にはサンドラ・ブロックやケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、リアーナなど豪華女性キャストが勢揃い! 『オーシャンズ11』シリーズで強盗一味を率いたダニー・オーシャンの妹、デビーを主役にしたストーリーになるようだ。日本では8月10日に封切りの予定。今から公開が待ち遠しい!