2018年6月6日(現地時間)からスタートした、ビヨンセとジェイ・Z夫妻によるジョイント・ツアー「オン・ザ・ラン・ツアー 2」。過去に浮気報道が流れたジェイを彷彿させる演出が、話題を呼んでいる。
2018年6月6日(現地時間)に、ビヨンセとジェイ・Z夫婦によるジョイント・ツアー「オン・ザ・ラン・ツアー 2」が、イギリス・ウェールズのカーディフでついに幕開けした。2014年に開催されたジョイント・ツアーの第2弾となる今回は、3月に開催の告知がされると、世界中で話題になっている。
「オン・ザ・ラン・ツアー 2」の見所のひとつといえば、ビヨンセとジェイ・Zの夫婦仲。ビヨンセは、ジェイ・Zの浮気疑惑を告白した楽曲「Sorry」をアルバム『レモネード』の中に収録。対するジェイ・Zは、浮気を認め謝罪した「Family Feud」をアルバム『4:44』で発表。不仲説が浮上していたことも、注目されていた。
Entrance: a billion dollars on an elevator 💵👑#OTRII pic.twitter.com/yvUA6VQH5M
— On The Run II (@OTRIITour) 2018年6月6日
オープニングは、映像が流れた後にスポットライトを浴びたビヨンセとジェイが、エレベーターで降下してステージに立つという演出だったが、ファンの間では、この数分間にジェイの過去の浮気問題を彷彿させるものがあったという解釈が広まった。それは、ふたりが乗ったエレベーター。2014年にビヨンセの妹であるソランジュが起こした「エレベーター事件」を連想させるとか。
この事件は、ビヨンセ、ジェイ、そしてソランジュが一緒に乗っていたエレベーター内で、ソランジュがジェイに殴る、蹴るの暴行をし、その映像が流出してしまったというものだ。当時から交際をしていたビヨンセとジェイだったが、一時ジェイとリアーナが交際しているという噂が流れていた。そんな中、2014年に開催されたメットガラで、ジェイが「リアーナとアフターパーティに行く」と言い出したことに腹を立てたソランジュが、本人に殴りかかったと言われている。
今回のステージの演出を見て、当時の衝撃的なニュースを思い出した人は少なからずいたはず。しかし、それらを跳ねのけるほどのビヨンセとジェイの仲睦まじい姿。ジェイがビヨンセの手の甲にキスをしたり、手をギュッと握ったりと心配されていた夫婦仲の噂を一蹴する行動が目立った。
Real Love #OTRII #Cardiff pic.twitter.com/ZINKRa6YkK
— On The Run II (@OTRIITour) 2018年6月6日
極め付けは、ビヨンセやジェイ、そして子どもたちの映像が流れた後に浮かび上がった「THIS IS REAL LOVE」のメッセージで、不仲説を完全否定した。それにしても、過去の浮気報道をビジネスに変えてしまったビヨンセとジェイ・Z夫婦。この先もどんな話題を振りまいてくれるのか、目が離せないツアーなりそうだ。