2018年8月16日(現地時間)に還暦を迎える、世界的スターのマドンナ(59)。昨年はサッカーの才能を発揮する息子デヴィッドのために、ポルトガルの首都・リスボンへと移住。最新インタビューでスポーツ男子を支えることの大変さ、そして6人の子どもたちに対する溢れんばかりの愛情を語った。
2018年8月16日(現地時間)に還暦を迎える、世界的スターのマドンナ(59)。アーティストとして第一線を走り続けながら、育児にチャリティ活動など、その幅広い活躍ぶりには目を見張るものが。
昨年はサッカーの才能を発揮する息子デヴィッド・バンダ(12)のために、ポルトガルの首都・リスボンへと移住し、世間をアッと驚かせた彼女。最新インタビューでスポーツ男子を支えることの大変さ、そして6人の子どもたちに対する溢れんばかりの愛情を語った。
マドンナは1996年にパーソナルトレーナーのカルロス・レオンとの娘ローデス・レオン(21)、2000年に当時の夫で映画監督のガイ・リッチーとの息子ロッコ(17)を出産。その後、2006年にデヴィッド・バンダ(12)、2009年にマーシー・ジェームズ(12)、2017年に双子のエスター&ステラ(5)を養子として迎え入れ、現在は6人の子どもを持つ。
そんななか昨年、息子デヴィッドのサッカーの才能を伸ばすべく、拠点としていたニューヨークを離れポルトガルへ。インスタグラムでは楽しそうなファミリー写真を公開しているものの、息子の活動を支えるのは楽ではないと言う。
「サッカー男子を育てる母親全員に当てはまることだけど、私生活はゼロと言っていいわね。なぜって、毎週のようにスケジュールが変わるんだもの。週末は試合のために遠征しなければいけないこともあって、それがわかるのは木曜日。それでもまだ試合日が土曜なのか日曜なのかわからないし、もちろん時間はギリギリまで決まらない」と、そのハードな生活ぶりを語った。
「予定を組むなんて不可能。ほかの子どもたちに対して、また自分自身にとっても、不公平だと感じることもあるわ!」と不満を明かすも、そこには別の感情もあるよう。
「素晴らしいことは、彼らの打たれ強さを知ることができたこと。音楽やダンス、サッカーや他のスポーツなどを通して、コミュニティに馴染んでいこうとする姿には感動させられるわ。ポルトガル語も習得して、たくさんの人と触れ合っている。ただ教室に座っているだけでなく、楽しく学ぶ方法を知っているのよ」
長女ローデスはモデルにダンス、ロッコは絵画と、子どもたちの多才ぶりが話題に。しかしマドンナは、彼らに期待をすることや、将来を指示することはないという。「私の仕事や、世界中を飛び回る生活スタイルの影響で、子どもたちはとってもオープンだし、思想も自由。そのことを、とても誇りに思っているわ」
「よく人から、“デヴィッドはサッカー選手、ローデスはダンサー、ロッコは芸術家として成功することを願っているのでしょう?”と聞かれるの。でも私の答えはいつも、“NO”。私が子どもたちに願うことは、愛に溢れ、思いやりを持ち、責任感のある人間に育ってほしい、それだけよ」
そんなマドンナは現在、14枚目のアルバムを製作中とのこと! 母として、アーティストとして、年々魅力が増し続ける大スターから今後も目が離せない。
text : Ayano Nakanishi