世界的大ヒットを記録し、今なお愛され続けているTVドラマ&映画シリーズ『セックス・アンド・ザ・シティ』(以下SATC)。2017年9月に、制作中止が発表された映画シリーズ第3弾について、衝撃の事実が明らかに!
世界的大ヒットを記録し、今なお語り継がれる伝説的TVドラマ&映画シリーズ『セックス・アンド・ザ・シティ』(以下SATC)。お蔵入りとなってしまった幻の映画シリーズ第3弾について、驚愕のストーリーが暴露された。
サマンサを演じた女優、キム・キャトラル(62)が出演を拒否したために、撮影開始目前でお蔵入りした本作。2018年11月19日(現地時間)、映画の脚本を早い段階で見ていたというジャーナリストのジェームス・アンドリュー・ミラー(61)が自身のポッドキャスト『Origins』にて、脚本の内容を暴露した。
すると、脚本には主人公キャリーの夫、ミスター・ビッグが「シャワー中の心臓発作で突然死する」というショッキングな内容が綴られていたというのだ! そして映画のテーマは、主要キャスト4人の友情よりも、最愛の人ビッグを失ったキャリーがその悲しみをどう乗り越えていくかがメインになっていたそう。
キムの出演辞退を受けて制作中止になった本作だが、キムが出演を拒んだ大きな要因のひとつは、キャリー1人にフォーカスしたストーリーだったとか。ジェームスによると「キムに近しい人々は、キムの出演シーンが少なくなるのではないか、と懸念していた」とも。
過去には、「60歳になった節目」に、サマンサ役を卒業したと話していたキム。しかし、主役のサラ・ジェシカ・パーカー(53)との間には待遇面に埋められない大きな格差があったそうで、キムはそのことに不満をもっていたのでは?とジェームスは指摘。
ドラマの世界的大ヒットを受けて、キムのギャラはアップしたものの、サラ・ジェシカとの差は歴然だったとか。キムにしてみれば「『SATC』の人気キャラクターは私なのになぜ?(待遇差があるのか)」という思いが募ったのでは? と別の関係者は話している。
今年2月には、キムが自身のインスタグラムで、サラ・ジェシカに向けて「あたなは私の家族でも、友人でもない」と、衝撃の絶縁宣言。サラ・ジェシカはなおも、キムとの確執を否定し続けているが、両者の確執はもはや隠し切れない事実なのかも?
ちなみに、映画シリーズの脚本に不満を抱いていたキャストは、キムのほかにももう1人。ミスター・ビッグを演じた俳優クリス・ノース(64)は「映画版の『SATC』は、野暮ったいストーリー展開が嫌いだった」と告白している。
2008年に公開された映画版第1弾で、クローゼットの中でキャリーに2度目のプロポーズをするシーンについて「あのシーンは大嫌いだったね。あまりにセンチメンタルだし、現実的じゃないよ」とバッサリ。
続編の制作中止発表から1年以上が経過しても、ことあるごとに報じられ続ける『SATC』にまつわるニュースの数々。今もなお、多くの人々が高い関心を寄せていた証拠だが、続編が見られる日は果たして来るのか気になるところ。