2019年5月10日にジャスティン・ビーバーとのコラボ曲『I Don’t Care』をリリースした、エド・シーランが早速、最新アルバムを告知。ジャスティンとブルーノ・マーズの3人で名曲をリメイクしたい、という豪華なプランを語るも、ネットでは批判が殺到!
2019年5月10日にジャスティン・ビーバー(25)とのコラボ曲『I Don’t Care』をリリースした、エド・シーラン(28)。人気者ふたりのコラボはリリース前から大きな話題を集め、ビルボードのHot 100チャートでは初登場2位にランクイン。
7月12日に発表を控える最新アルバムに期待がかかるなか、エドはラジオ番組のMCシャルルマーニュ・ザ・ゴッド(40)と新作について語った動画を公開。ジャスティンやブルーノ・マーズ(33)ら豪華アーティストたちとのコラボをほのめかすも、ネットではまさかの批判が殺到する事態に……!
イギリスにある自宅で、シャルルマーニュとの対談を行ったエド。7月にリリースを予定している最新アルバムのタイトルを、『No.6 Collaborations Project』だと発表した。
アルバム『÷(ディバイド)』を2017年にリリースして以降、日本を含む世界各国でツアーを行っていたエド。「ツアーをこなすなか、自分がファンだったアーティストたちに会って、自分から『一緒にスタジオに入らないか?』と持ちかけたんだ」というエピソードを披露し、「大好きな人たちとの曲を集めたコンピレーション・アルバムのようなものだ」と表現。
さらに、「『レディ・マーマレード』っていう曲、覚えているだろう?」とシャルルマーニュに問いかけたエド。「ふざけたアイデアなんだけど、この曲をやってみようと思ったのさ。ブルーノやジャスティンと一緒にね。すごくおもしろいと思わない?」とコラボアルバムを発案したきっかけに言及しつつ、スターふたりとの豪華コラボをほのめかした。
パティ・ラベル率いるグループ、ラベルによって、1974年にリリースされた『レディ・マーマレード』。しかしエドが指しているのは、2001年に映画『ムーラン・ルージュ』のサウンドトラックとしてリリースされた、リメイクバージョン。
クリスティーナ・アギレラ(38)、ピンク(39)、マイア(39)、リル・キム(44)という実力派アーティスト4人の共演が実現し、世界が熱狂。全米1位を筆頭に各国でスマッシュヒットを記録し、セクシーなミュージックビデオとともに、“歴史に残る最高のコラボレーション”としてその後も語り継がれている。
もしエド、ブルーノ、ジャスティンのコラボが実現すれば、本家4人にも劣らぬどころか、よもや本家超え!?とも思える豪華さ! 世界中が期待に心を躍らせているに違いない……と思いきや、SNSに相次いだのは、まさかの「やめてくれ!」というネガティブなコメント。
SNSで飛び交ったのは、「男性版『レディ・マーマレード』以上の悲劇を想像できない」、「エド、ジャスティン、ブルーノの3人で『レディ・マーマレード』を歌うのは、マヨネーズとピーナッツバター、シラチャーソースを混ぜて飲むようなもの。確実に気持ち悪いってことだ」など、さまざまな意見。
なかでも「“完璧”の再生は不可能だ。それはエドだろうが、ジャスティンだろうが、関係ない。それくらい(2001年の)『レディー・マーマレード』はアイコニックだった」といった本家を賞賛する声が多数目立ち、本家の根強い人気がリメイクへのハードルを底上げしているよう。
ちなみにコラボが実現したかどうかの明言は控えたエド。想定外であろう反響に、果たして胸の内は……? しかしこれまでもビヨンセ(37)やエミネム(46)、チャンス・ザ・ラッパー(26)らとコラボを果たし、軒並みヒットへと導いてきたエドのこと。15もの豪華コラボ曲を収録しているという最新アルバムのリリースが待ち遠しい!
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text : Ayano Nakanishi