自身の大きな胸がツイッターのワールドトレンド入りをしていた、若手シンガーソングライターのビリー・アイリッシュ(17)。ファッションへのこわだりを語った。
彗星の如く現れ、いま最も注目を集める若手シンガーソングライターのビリー・アイリッシュ(17)。透き通るような歌声からは想像できないほど、奇抜なファッションを好むことでも知られている。
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ビリーは、今年3月にファーストアルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』をリリースすると、全米や全英のアルバム・チャートをはじめ、世界11カ国で1位を獲得。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのビリーだが、そんな彼女と切っても切れないのがファッション。
オーバーサイズのTシャツやパンツを好むビリーは、バギー(袋のように大きい)アイテムを取り入れた"バギースタイル"に夢中。最近のファッション誌のインタビューでは、なぜ"バギースタイル"を徹底しているのかについて語った。
「私は"バギースタイル"をしていない人に対して、スラット・シェイミング(肌の露出が多い服を着たり、セクシーな写真をSNSに投稿している女性を批判すること)をしようとしているわけではない」と前置きしたうえで、「オーバーサイズの服を選ぶのは、周りの人に私の胸を見て気まずい思いをさせないためでもある」と、胸を隠すためにボディラインが目立たない服を選んでいると告白。
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さらにビリーは、「つい最近、男友達とフェイスタイムをしたときにタンクトップを着ていたんだけど、彼が『シャツを着ろよ』と言ってきたの。だから『着てるわ』って言い返した。胸が小さい人はタンクトップ1枚でも許されるのに、胸が大きい私がタンクトップを着るとスラット・シェイミングされるなんておかしい」と打ち明けた。
以前には、自身の大きな胸がツイッターのワールドトレンド入りし、話題を集めたビリー。当時はオーバーサイズの服を着ている理由を、自分の意と反する「性的な対象に見られたくない」という解釈をされてしまったことを受けて、「私は自分の着たい服を着ているだけ」とSNSでコメントをしていた。
"バギースタイル"を選ぶのは、自分が好きな服であり、大きな胸を目立たなくするためでもあると明かしたビリー。17歳の赤裸々な告白は、多くの人の心に響いたはず。