自伝『Inside Out』で自らの半生を綴ったデミ・ムーア(56)。目を覆いたくなるような出来事が次々と明かされた。
2019年9月24日(現地時間)、デミ・ムーア(56)が壮絶な過去を語った自伝『Inside Out(現題)』が発売に。実母から売春を強要させられたことや、前夫アシュトン・カッチャー(41)との性生活を赤裸々告白するなど、センセーショナルな内容が話題を集めている。
過去にも、両親にまつわるエピソードを告白しているデミ。実父の顔は知らず、生後3カ月のときに母が再婚した養父、そして母もアルコール中毒だったそう。
デミが15歳のときにふたりが離婚すると、母とともにカリフォルニア州へ移住。しかし母親はその後も飲酒運転や万引き、放火などのトラブルを起こし、度々逮捕されていたとか。そんな母親と縁を切り、ひとり家を出たのはわずか16歳のとき。
しかしデミの壮絶な生い立ちはこれだけではなく、15歳のときに自宅でレイプ被害に遭っていたことを今回、初めて告白。自伝によると、ある日デミが帰宅すると知人男性がおり、その男性から無理やり性的暴行を受けたという。
またその際、男性から「母親に500ドルで売春させられるのは、どんな気分だ?」と言われたことから、レイプは母によって仕組まれた可能性が高いという衝撃的な内容も記されている。
デミは著書の発売前に、米テレビ番組『グッド・モーニング・アメリカ』にインタビュー出演すると、「(レイプの件について)心の底では間違いだって信じてる。でも、母が男性を家に招いて私を危険な目に遭わせたことには変わりない」と声を詰まらせながら話した。
また、ブルース・ウィリス(64)と離婚後に再婚したアシュトンについても、これまで語られることのなかった性生活を大胆告白。アシュトンの浮気や、「女性をもうひとり呼んでセックスしよう」と提案されたことなども暴露している。
デミの勇気ある告白は、同様の被害経験から苦しむ女性たちの心に深く響くはず。