キアヌ・リーブス(55)が、熱愛説がささやかれていたビジネスパートナーでアーティストのアレクサンドラ・グラント(46)と手をつないでレッドカーペットに登場。カップルデビューを果たした。
2019年11月2日(現地時間)、ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)で開催されたLACMAアート+フィルム ガラにキアヌ・リーヴス(55)が、アーティストのアレクサンドラ・グラント(46)と登場。世界中のメディアの前で手をつないでフォトコールに応えた。
Photo:Steve Granitz/WireImage
10月に、イタリアンレストランにディナーデートに出かける様子がキャッチされたばかりのキアヌとアレクサンドラ。その際、アレクサンドラがキアヌの肩にもたれかかる姿が報道され、熱愛のウワサが浮上していたところ。
それだけにレッドカーペットでのカップルデビューに世界中が大騒ぎ。しかもキアヌが恋人と公の場でフォトコールに応えるのは、彼の35年を超えるキャリアを通じてなんと初めて! となると、これはもう“事件”といっていいレベル!?
「もう隠さない」と言わんばかりに満面の笑みをカメラに見せるアレクサンドラ。米サイト『ET Online』が聞き込みを行った情報元は、「キアヌはアレクサンドラともうひとりの女性の友人と会話していて、途中でアレクサンドラはキアヌとのツーショットを撮ってくれるよう、その女性に頼んでいた。彼らは笑顔で、ウィル・フェレル(52)夫妻ともおしゃべりするなど、とても楽しんでいるようだったよ」と語ったとか。
キアヌとアレクサンドラは10年来の親しい友人で、2011年にはキアヌが文章、アレクサンドラが絵を担当した書籍『Ode to Happiness(原題)』を出版。2016年にはキアヌがモデルを務め、影に焦点を当てたアートブック『Alexandra Grant & Keanu Reeves: Shadows』を発売している。
また、アレクサンドラは文字を取り入れた絵画、彫刻、写真、映像などの作品で知られ、彼女の作品はロサンゼルスカウンティ美術館(LACMA)にも展示されているとか。
過去に、妊娠中だった恋人が流産。さらには、その女性も亡くなってしまうという不幸に見舞われたことがあるキアヌ。以来、ロマンスのウワサはあっても長続きすることはなく、2010年には公園のベンチでひとり、黙々とランチを食べる衝撃的な姿がキャッチされ、“サッド・キアヌ”と呼ばれたことが話題に。
最近ではプライベートのみならず、演じるキャラクターも『ジョン・ウィック』シリーズのような孤独なキャラクターが定着していた。
しかし、アレクサンドラと一緒にイベントやディナーに出かけるようになってからは、キアヌに明るい笑顔が増えたような……?
人知れず小児病院に多額の寄付を行っていたなど、ハリウッドきっての「いい人」として知られるキアヌ。アレクサンドラも自身の作品の収益をアートのNPO団体に寄付する慈善家でもあるそうで、そうした面でもふたりの相性はピッタリ!? キアヌが幸せを掴むのは嬉しい限りだけど、もう“サッド・キアヌ”を見れないのはどこか寂しい?
text:Makiko Ota