2020年1月26日(現地時間)にヘリコプター墜落事故で命を落とした、元NBA選手のコービー・ブライアント(享年41)と次女ジアナ(享年13)をはじめ、同乗者7名の追悼式が行われた。
2020年2月24日(現地時間)、悲劇的にヘリコプター墜落事故で亡くなった元NBA選手のコービー・ブライアント(享年41)と次女ジアナ(享年13)をはじめ、同乗者7名の追悼式『A Celebration of Life Kobe & Gianna Bryant』が、米LAのステープルズ・センターで行われた。
開催日の数字(20,2,24)には特別な意味が込められているという。「24」は現役時代にコービーが身につけていた背番号で、「20」はコービーがロサンゼルス・レイカーズに在籍していた期間及び、妻ヴァネッサ・ブライアント(38)と共に過ごした年数だそうだ。
コメディアンのジミー・キンメル(49)が進行を務めた追悼式には、約2万人ものファンが駆けつけ、なかにはキム・カーダシアン(39)&カニエ・ウエスト(42)夫妻やジェニファー・ロペス(50)&アレックス・ロドリゲス(44)の姿もキャッチされている。
ジミーに紹介されてステージに上がったのが、夫と娘を同時に亡くし、「悲しみに打ちひしがれています」と声明を発表していたヴァネッサ。
追悼式では、ジアナがやさしい性格の持ち主であったことや、バスケットボール選手として将来有望だったことなど、夫コービーについては、"最愛の夫"や"良き父親"と表現し、涙を浮かべながら思い出を語った。
また、コービーと親交があったビヨンセ(38)やアリシア・キーズ(39)、クリスティーナ・アギレラ(39)といった豪華アーティストが追悼パフォーマンスを披露。トップバッターを務めたビヨンセは聖歌隊を引き連れて登場し、「コービーが好きだと言ってくれた」という自身の楽曲『XO』と、『Halo』を歌い上げた。
スポーツ界からは、コービーの訃報直後に声明を発表したマイケル・ジョーダン(57)が登壇。コービーのことを"弟"と呼び、「(二度も)泣き顔がネットで流出するのは困るな」と会場の笑いを誘いつつ、「彼が亡くなったとき、僕の一部も死んでしまったんだ」と大粒の涙を流しながらスピーチした。
各界の大物セレブが集結したコービーの追悼式。友人やファン、そして家族たちによる愛に満ちたメモリアルセレモニーは、後世に語り継がれることだろう。