アメリカの「母の日」も日本と同じ5月の第2日曜日! TV番組の「母の日」を記念して放送された特集で、ハリウッドセレブたちに送られてきた母親からのプライベートメッセージが紹介されると、愛とユーモアあふれるメッセージが話題に。
5月10日は「母の日」。アメリカの深夜バラエティ番組『ジミー・キンメル・ライブ!』では2020年5月6日(現地時間)、「母の日」を記念してMOM TEXT(ママからのメッセージ)と題した企画を放送した。
この企画はグウィネス・パルトロウ(47)やエミリー・ブラント(37)などハリウッドスターたちが次々とビデオ出演し、母親から届いたテキストメッセージを読み上げるというもの。セレブママたちの愛とユーモアあふれるメッセージが、視聴者たちを笑いに包み込んだ。
グウィネスは、ニューヨーク州ロングアイランドで近所に住んでいるという母で、女優のブライス・ダナー(77)からのメッセージを公開。
ブライスは、「そっちに泳ぎに行ってもいい? うちのプールは水温が72℉(約22℃)だから寒いのよ」「食事はいらないわ。家にたくさんあるから」「散歩ついでに行こうと思うの。たぶん明日あたり」「気が変わったわ。やっぱり濡れたくないもの」と連投。
どうやら近くに住むグウィネスを訪ねようとしたものの、メッセージを送るうちに気が変わった様子。娘とのやりとりから、大女優のブライスは実はかなりの気分屋であることが判明!
エミリーの母親は、前日に起きた、ちょっとした事件を娘に報告。「昨日、階段でハンディ掃除機を使っていたの。そしたら足を踏み外して後ろに倒れてしまって、持っていた掃除機が飛んでいって私の腕に当たって壊れて、床一面に落ちて散らばったの!」
「私は階段の途中まで転がったけど、鼻から地面に落ちるすれすれのところで手すりを掴んで助かったわ。腕が折れたかと思ったけど、激しく打撲しただけだったわ。美味しいタイ料理を食べて、1日を締めくくったわ」と、事の一部始終を表現した。読み上げる途中で笑いをこらえきれず、中断する様子も見せたエミリー。「うちの母って、自分でスタントもこなすのよ」と、笑いを誘った。
一方エル・ファニング(22)の母親は、かなりの心配性のよう。「念のためなんだけど」と切り出し、「プールや海や湖には、絶対、絶対に飛び込んではダメよ。何があっても! 安全だとか、十分な深さがあるとか言う人を信じてはダメ。海は深そうに見えても砂州ができているところがあるの。階段とかを使って静かに入らないと危ないわよ」と、異様なまでに娘のケガを心配。
しかしここで終わらず、「あと、足から飛び込むときも危険よ。あなたは背が高いから一気に飛び込んではダメ。絶対にね! 愛しているわ」と、娘を愛するあまりのアドバイスであることを念押し。これにはエルも首をすくめ、困惑の表情!
「今朝、帯状疱疹の予防ワクチンを打ってきたわ。おやすみなさい、愛しているわ」と母親からの近況報告のメッセージを読み上げた、レネー・ゼルウィガー(51)。まるで日記のようなメッセージに苦笑いしつつ、「私も愛しているわ、ママ」とメッセージを送った。
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、「母の日」を母親と一緒に過ごすことができなかった人も多いはず。我が子に気軽に会うことができない状況だからこそ、何気ないやりとりを大切に感じている母親も多いのかも。今年の「母の日」は、セレブたちのようにチャットで親子の会話を楽しんでみては?
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text:Saki Wakamiya