初のコラボレーションを果たしたアリアナ・グランデ（26）について、「彼女とは距離を置こうと思っていた」と打ち明けたレディー・ガガ（34）。その真意とは？
2020年５月22日（現地時間）、アリアナ・グランデ（26）と初のコラボレーション曲『Rain on Me』をリリースしたレディー・ガガ（34）。その翌日には、自身のYouTubeチャンネルでMVを公開すると、わずか２日で再生回数は約3,200万回を超えるほどの反響を呼んだ。
そんななか、ゼイン・ロウ（46）がDJを務める「Apple Music」のライブ番組『BEAT 1』に出演したガガ。アリアナと親しい関係を築くまでに時間がかかったと明かした。
「彼女とは距離を置こうと思っていた。（彼女のように）美しく、人を癒す存在に、私が抱える闇を見せたくなかった。自分のことが恥ずかしかったのよ」。続けて、「彼女は本当にハードな、人生を試されるような経験をたくさんしてきたのよ」とガガ。
アリアナの"経験"の詳細については語られていないが、2017年５月22日（現地時間）にマンチェスター・アリーナで開催されたアリアナの公演中に起きた、自爆テロ事件を指しているという見解が。
Photo:Instagram（@arianagrande）
多くの犠牲者を出した凶悪なテロ事件にも屈せず、後日、チャリティコンサート「ワン・ラブ・マンチェスター」を開催したアリアナ。しかし、その後のインタビューでは「この件について泣かずに話せるようになるとは思えない｣と話し、PTSD（心的外傷後ストレス障害）を抱えていると告白していた。
追い打ちをかけるように、2018年９月７日（現地時間）、アリアナの元恋人マック・ミラー（享年26）が薬物大量摂取で死去したことも、彼女の辛い経験のひとつであると言われている。
Photo:Instagram（@arianagrande）
そんなアリアナと、スタジオで会ったときのエピソードを披露したガガ。「私は泣いていたのだけど、彼女が『あなたは大丈夫。いつでも電話して』と電話番号を渡してくれたの」と当時を振り返った。
10代の頃にレイプされた経験から、アリアナと同じくPTSDを抱えているガガ。過去には、摂食障害やうつ病を患っていたことも明かしていたが、やさしい言葉をかけてくれたアリアナの言動に胸を打たれたのだそう。
アリアナといえば、５月21日（現地時間）にインスタグラムのストーリーを更新。マンチェスター公演による犠牲者の家族たちに向けて、「みんなのことを想っています。私の心、想い、祈りはいつもあなたたちと共に」などと、力強いメッセージを発信した。
心の傷という共通点を分かち合うことで、固い絆で結ばれたふたり。現代を代表する歌姫ふたりのパフォーマンスを見られる日が、待ち遠しい！
ふたりがコラボレーションを果たした曲『Rain on Me』のMVはこちら↓
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