以前、カイリー・ジェンナー(22)を「一代で成功した最年少の億万長者」と発表していた米経済誌『Forbes』が一転、「カイリーは嘘つき」「ビリオネアではない」と批判! カイリーは報道を真っ向から否定しているものの、自身のブランドの名に傷がつくことを心配しているよう。
2020年5月29日(現地時間)、米経済誌『Forbes(フォーブス)』が衝撃の記事を発表! コスメ長者として知られるカイリー・ジェンナー(22)と、カイリーのマネージメントを行っている母親のクリス・ジェンナー(64)が、カイリーの手掛けるコスメブランド「Kylie Cosmetics(カイリー・コスメティクス)」の売上を過大報告していたと報道した。
『Forbes』は2019年と2020年の2年連続でカイリーに「一代で成功した最年少のビリオネア」の称号を与えていたが、突然の手のひら返し! 「会社の売上について嘘をつき、税申告を偽造している」と批判したのだ。
カイリーは昨年、Kylie Cosmeticsの株式のうち51%を美容大手コティ社に6億ドル(約645億円)で売却。『Forbes』によると、その売却の際にカイリー側がコティ社に報告した会社の売上金額と、『Forbes』に情報開示されたものとで、大きく数字が異なっていたという。
カイリー側は2019年5月に発売されたスキンケアの新ライン「Kylie Skin(カイリー・スキン)」の売上が、最初の1ヶ月で1億ドル(108億円)を突破したと『Forbes』に伝えていたというが、前述のコティ社への報告書では1年間で2,500万ドル(27億円)しかなかったという。
さらに、ジェンナー母娘が記者を自宅に招き、億万長者のリストに載るために会計士を同席させて虚偽の納税報告書を見せたとの主張も。
これに対してカイリーはすぐさまツイッターで反論。「『Forbes』は信頼できる媒体だと思っていたのに……。いい加減な陳述と根拠のない憶測ばかり並べているじゃない(笑)。私は称号を欲しがったり、それを得るために嘘をついたことなんか一度もないわよ」
what am i even waking up to. i thought this was a reputable site.. all i see are a number of inaccurate statements and unproven assumptions lol. i’ve never asked for any title or tried to lie my way there EVER. period
— Kylie Jenner (@KylieJenner) May 29, 2020
「でもいいの。私は自分の年齢以上に恵まれている。美しい娘がいるし、ビジネスは成功しているし、全部うまくいっているわ」「私は自分の資産を証明するよりももっと大事なことを、100個挙げることができる」と立て続けにツイート。『Forbes』の主張を真っ向から否定した。
今年4月にはロサンゼルスの高級住宅街にある3,650万ドル(約40億円)の豪邸を購入したと報じられており、以前購入したビバリーヒルズの豪邸やパームスプリングスの別荘に加え、着々と資産を増やしているだけに、今回の報道はカイリーにとって痛くも痒くもない? と思いきや、内心では戦々恐々としているとの指摘も。
英メディア『Daily Mail Online』によると、ある情報筋は「カイリーとクリスは今回の報道でブランドに傷がつくことを心配している」と証言しているとか。
さらに同メディアの取材に対し、金融事件を扱う弁護士は「売上を過大報告したという報道を引き金に、証券取引委員会に捜査される可能性がある。そして、連邦検事から目をつけられることも多いにあるだろう」とコメントしたという情報も!
セレブ一族であるジェンナー&カーダシアン家のなかでもダントツの資産を持ち、豪華絢爛なライフスタイルで今や異父姉キム・カーダシアンをもしのぐ注目度を誇るカイリー。果たして彼女は、最大のピンチをどう乗り越える!?
text:Saki Wakamiya