白人警官による過剰な暴力により亡くなったジョージ・フロイド(享年46)の事件をきっかけに、全米各地で行われている人種差別抗議活動。多くの人気セレブがデモ行進に参加している。
黒人男性ジョージ・フロイド(享年46)が白人警官により不当に命を奪われた事件を発端に、各地で拡大している人種差別抗議運動「Black Lives Matter」。多くのセレブたちもSNSで声をあげるだけでなく、デモ行進に参加するなど抗議活動を行っている。
抗議デモに関して、略奪や放火などが大々的に報じられているが、そういった行為を行う人々はごく一部で、大多数の参加者は平和的。
5月31日(現地時間)にデモに参加したアリアナ・グランデ(26)は、翌日、その様子を捉えた写真とともにメッセージを発信。
hours and miles of peaceful protesting yesterday that got little to no coverage.
— Ariana Grande (@ArianaGrande) May 31, 2020
all throughout beverly hills and west hollywood we chanted, people beeped and cheered along.
we were passionate, we were loud, we were loving.
cover this too please. #BLACKLIVESMATTER https://t.co/vD90CEtF94 pic.twitter.com/GZ6uKDfPM7
「昨日は何時間、何マイルも平和的な抗議活動を行ったけれど、ほとんど報道されなかった。ビバリーヒルズとウエストハリウッドで私たちは声をあげ、人々は応援してくれた。私たちは情熱があり、大きな声を出し、愛にあふれていた。どうかこのことも報道してください」と、平和な抗議活動も報道するようメディアに要請した。
カーラ・デルヴィーニュ(27)は6月2日(現地時間)、マシンガン・ケリー(30)、トラヴィス・バーカー(44)と共に、「SILENCE IS CONSENT(沈黙は同意)」と書かれた手作りボードを手に行進。人々に行動を起こすよう訴えた。
口元をバンダナで覆い、ブルーのチェックシャツを着ているのは女優のクリステン・スチュワート(30)。6月2日(現地時間)に、恋人ディラン・マイヤーや友人たちと、ロサンゼルスで行われたデモに参加するところがキャッチされた。
5月31日(現地時間)に単身、デモ行進に参加したエミリー・ラタコウスキー(28)は、6月2日(現地時間)にもまた、夫セバスチャン・ベア=マクラード(33)とともに警察の予算削減を求めるプラカードを手に参加。
故マイケル・ジャクソンの娘、パリス・ジャクソン(22)も複数回デモ行進に参加しているセレブのひとり。5月31日(現地時間)には、「PEACE LOVE JUSTICE(平和 愛 正義)」と書かれた手作りボードを手にした写真をインスタグラムに公開。
「今日は、平和と調和の心を持つ人々が集まる光景を見て、とてもステキなスタートを切った。それがすべて燃え上がるのを見るのは辛い。暴力は解決にならない。私たちが抗議している、罪を犯した人々と同レベルになったら、どうやって世界をよりよく、幸せで健康的にできるの? (それを叶えられるのは)平和的な抗議活動だけよ!!」と、暴力には断固反対する姿勢を表明した。
他にもベン・アフレック(47)と恋人のアナ・デ・アルマス(32)、ハリー・スタイルズ(26)らもデモに参加しているところが目撃されている。いまや全米から全世界へと拡大している#BlackLivesMatterの抗議活動。その訴えに賛同し、参加するセレブは増えている。