シリーズ初のアメリカ人監督キャリー・フクナガ(42)がメガホンを取る映画『007』シリーズ最新作。その撮影進行表がオークションにかけられたことで、劇中の意外な設定が明らかに。これまでとは異なるジェームズ・ボンドが見られるかも!と、ますます映画公開への期待が高まっている様子。
映画『007』シリーズ第25作目の最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。新型コロナウイルス感染拡大の影響で公開が延期になっていたが、ついに2020年11月に公開されることに! 2015年に公開された第24作目『007/スペクター』から5年ぶりの新作とあり、ファンの期待が高まるなか、設定に関する驚きの情報が報じられた。
今回で通算5度目のジェームズ・ボンドを演じるのは、ダニエル・クレイグ(52)。最新作では、スパイを引退しジャマイカで平穏な生活を送っていたジェームズが、ジェフリー・ライト(54)演じるCIAのフェリックス・タイラーに協力を求められたことをきっかけに、最新テクノロジーで武装した正体不明の敵との戦いに巻き込まれていくというストーリー。
ダニエルが本作をもってボンド役から引退することを宣言しているほか、『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレック(39)が敵役に抜擢されたり、ビリー・アイリッシュ(18)が主題歌を担当していたりと、話題性に富んだ本作。
しかし、先日ひょんなことから、これまでになかった劇中の「ある設定」が明らかになったことで話題に!
英エンタメメディア『Daily Mail Online』によると、ボンドは前作『007/スペクター』で新ボンドガールとして登場したレア・セドゥ(34)演じるマドレーヌ・スワンとの間に、娘が誕生。5歳に成長した娘にメロメロな父親という設定だというのだ。
この情報は、世界最大規模のインターネットオークションサイトeBayで、『007』の撮影進行表が150万ポンド(約2億円)で売り出されたことで発覚。
進行表には、昨年9月にイタリア南部で撮影されたシーンで、リサ・ドラ・ゾンネという5歳の子役がマチルダという少女の役で登場していることが書かれており、映画関係者も「ボンドがパパという設定は本当さ。ダニエルはこの最新作を今までで最も驚くべき、面白いものにしたいと考えているんだ」と明かしたとか!
日本では2020年11月20日に全国の映画館での公開が決定!6代目ジェームズ・ボンドの新境地に期待が高まる。
text:Saki Wakamiya