「子どもたちにロイヤルの称号は必要ない」。英王室のソフィー妃、自らの就労経験を生かした子育て論を語る

英『サンデータイムズ』紙のインタビューに答えたウェセックス伯爵夫人ソフィー妃(55)。ロイヤルファミリーだからこその子育て、そして英王室を離脱したメーガン妃(38)についても語った。

2020年6月6日(現地時間)、エリザベス女王(94)の三男エドワード王子(56)の妻ソフィー妃(55)が、英『サンデータイムズ』紙のインタビューに回答。娘のレディ・ルイーズ・ウィンザー(16)と息子のセヴァーン子爵ジェームズ(12)が、HRH(殿下・妃殿下)の称号を使用しない意向を明かした。

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同誌に対し、「子どもたちが、生活のために働かなければならない可能性が非常に高いということを理解して、彼らを育てています。ですので、HRHの称号を使用しないことに決めました。彼らは18歳から、(望めば)この称号を使用することもできますが、おそらく使わないと思います」と語ったソフィー妃。

そんなソフィー妃は、中流階級の出身。エドワード王子と結婚するまではメディア業界で働いており、働くことの苦労は自ら経験済み。

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また、4月に行われたインタビューでは「肩書きを持つことがマイナスになることもあると思う」とも語ったソフィー妃。

英王室ではエリザベス女王の最年長の孫、ピーター・フィリップス(42)も称号を放棄しており、現在はスポーツ・マネジメントの職に従事。そんな姿を見ていることもまた、子どもたちが称号を持たない方がいいと考えた理由のひとつと言えるかもしれない。

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さらにソフィー妃は、子どもたちに「普通の生活」を送ってほしいと願いながら育ててきたことも告白。「祖父母が誰かということは、重要ではないのです。子どもたちが女王と一緒にいるときは、女王は彼らの“おばあちゃん”なのですから」と、ロイヤルファミリーの一員であっても、家族関係に差はないという考えを強調した。

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ヘンリー王子(35)とメーガン妃(38)について聞かれると、「彼らが幸せになることを願っています」とコメント。メーガン妃が(英王室で)自分の居場所を見つけることに苦労したのでは、と心配する様子も見せた。

英王室を離脱したメーガン妃の代わりに公務を行うなど、最近、メディアへの露出が増えているソフィー妃。気品あふれる佇まいと、その穏やかな笑顔に癒される人が続出中! 自身の意見をはっきりと述べる彼女の言動に、今後さらなる注目が集まりそう。

text:Mayu Yamamoto

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2020年3月9日(現地時間)、コモンウェルス・デーの式典に出席したソフィー妃。
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2019年6月8日(現地時間)、バッキンガム宮殿のバルコニーに立つエドワード王子ファミリー。左から、レディ・ルイーズ・ウィンザー、ソフィー妃、セヴァーン子爵ジェームズ、エドワード王子。
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2016年6月11日(現地時間)、エリザベス女王90歳の誕生日をお祝いする式典にて。ロイヤルファミリーがバッキンガム宮殿のバルコニーに集合した。
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2019年11月10日(現地時間)、リメンブランス・デーの戦没者追悼式に出席したソフィー妃とメーガン妃。
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