コービー・ブライアント(享年41)と次女ジアナ(享年13)の死を悼み、タトゥーを入れた妻ヴァネッサ(38)。生前のコービーを思わせるかのような行動で、ファンの涙を誘った。
2020年1月に、ヘリコプターの墜落事故で亡くなった元NBA選手のコービー・ブライアント(享年41)と次女ジアナ(享年13)。そんなふたりの死を悼み、妻ヴァネッサ(38)がタトゥーを入れていたことを告白した。
Photo:Getty Images
6月10日(現地時間)、自身のインスタグラムを更新したヴァネッサ。投稿された動画には、首にコービー、手首にジアナへのメッセージを刻む姿が。具体的な内容は明かしていないが、「ブーブー(コービー)のメッセージを私の体に刻みたかったの」という言葉からも、ふたりへの愛が綴られているよう。
実はこの動画が撮影されたのは、今年2月のこと。事故後まもなく、友人に頼んで施術してもらったという。(以下のアカウントは、ヴァネッサの投稿をリポストしたタトゥーアーティストのもの)
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生前のコービーも、右腕にヴァネッサ、長女ナタリア(17)、ジアナ、3女ビアンカ(3)の名前を入れ、家族愛を体現していたことで有名。まるで亡き夫を思わせるかのような行動が、ファンの涙を誘った。
Photo:Instagram(@kobebryant)
突然の悲劇から半年が経つも、いまだヴァネッサの心は癒えず。5月に迎えた自身の誕生日には、コービーから宛てられた手紙を公開。「最愛の人が恋しい」と悲しみをのぞかせていたばかり。
Photo:Instagram(@kobebryant)
また今月初めには、中学を卒業するはずだったジアナにメッセージ。ディズニーランドで撮影した笑顔の写真とともに、「卒業おめでとう。あなたのことを誇りに思うわ。ずっと愛してる」と思いを伝えていた。
Photo:Instagram(@vanessabryant)
最愛のふたりを亡くした悲しみは癒えずとも、残された3人の娘と前に進もうとする姿を見せているヴァネッサ。彼女が刻んだタトゥーへの想いは、きっと、亡き夫と娘のもとに届いているはず。
text:Kyoko Kawaguchi