エマ・ワトソン、グッチやサンローランなどを傘下に持つケリングの取締役に抜擢される

エマ・ワトソン(30)がケリングの取締役に就任したというニュースが飛び込んできた!

グッチやサンローラン、ボッテガ・ヴェネタなど、数多くのブランドを傘下に持つケリング社が2020年6月16日(現地時間)、俳優で活動家のエマ・ワトソン(30)を取締役に迎えたことを発表した。

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今年3月の取締役会でエマの名前が候補に上がり、6月16日に開催されたケリング定時株主総会で、正式に取締役として承認されたことを公表したケリング。また、エマはサステイナビリティ委員会の会長も務めるという。

エマが女優として初めて世間から注目を集めたのは、映画『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役。その後、映画『ウォールフラワー』や『美女と野獣』など、数々のヒット作に出演し、一躍トップ女優へと登りつめた。

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女優業に邁進しながらも、2014年5月にブラウン大学で英文学の学位を取得。同年、UN WOMEN親善大使に任命されると、男女平等の推進に男性を巻き込むことを目指したイニシアチブ「HeForShe」を立ち上げた。

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その活動が認められ、2015年には米『タイム』誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出! その後も、セクシャルハラスメントの撲滅運動や女性の地位向上、さらにはジェンダー平等に取り組む活動家としての顔を見せてきた。

加えて、エマはサステイナブルなファッションを推進する先駆者でもあり、アパレルブランドのサステイナビリティに関する評価を消費者が調べることのできる携帯アプリ「Good On You」のサポーターにもなっている。

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また今回の株主総会では、エマとともに、中国の大手ライドシェア企業・滴滴出行のCEOを務めるジーン・リウ(42)と、スイスの金融大手クレディ・スイスのCEOを務めていたティージャン・ティアム(57)のふたりもケリングの取締役に就任している。

企業のトップを務めた経験を持つ実業家とともに、エマはどのような手腕を見せてくれるのか。今後の活躍から、ますます目が離せない!

text:Mayu Yamamoto

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2019年12月7日(現地時間)、ニューヨークで開催された映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のプレミア上映会に出席したエマ・ワトソン。
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2000年当時の映画『ハリー・ポッター』シリーズの主要キャストの3人。左からエマ、ダニエル・ラドクリフ(30)、ルパート・グリント(31)。あどけない3人の表情がとてもキュート。
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2016年9月20日(現地時間)、ニューヨーク現代美術館(MoMA)で開催された「HeForShe」の2周年記念レセプションでスピーチをするエマ。
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2017年7月22日(現地時間)、映画『ザ・サークル』の宣伝でパリを訪れたエマ。パリのホテルでフォトコールに応える。
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