2017年はキャリアもプライベートも上手くいかず、どん底にいたというケイティ・ペリー(35)。当時の心境と、ポジティブになれる方法について語った。
現在、婚約者オーランド・ブルーム(43)との第1子を妊娠し、幸せいっぱいのケイティ・ペリー(35)。しかし、今から3年前の2017年はキャリアもプライベートも行き詰まり、自殺寸前の状態であったことを告白した。
Photo:Instagram(@katyperry)
ケイティがこう明かしたのは、カナダのラジオ番組にて。当時、4枚目のアルバム『ウィットネス』をリリースしたばかりだったケイティ。同作は全米チャートで1位を獲得するも、『ティーンエイジ・ドリーム』『プリズム』など他のアルバムに比べ、売り上げは激減してしまった。
「ずっと右肩上がりだったキャリアに、急に勢いがなくなったの。はたから見れば大したことなかったかもしれないけど、私にとっては重大なことだった。このアルバムでさらに上を目指そうと思っていたから、完全に心が打ち砕かれたわ」とケイティ。
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しかもこのときはオーリーと破局したてで、まだ傷が癒えていなかった頃。失恋とアルバムの売り上げ不振が重なり、身も心も疲れ果ててしまったという。
Photo:Instagram(@katyperry)
しかし、メンタルヘルスの問題と向き合うことで、徐々に自分を取り戻していったケイティ。「特に『感謝すること』が私を救ってくれた。ものすごく辛くて、最悪な気分だったとしても、感謝する気持ちをもつことで、自然とポジティブになれるのよ。この方法を見つけていなかったら、悲しみに溺れて、どこかから飛び降りていたかもしれない」と振り返っている。
また、「挫折したことはとてもいい経験になったわ。ポップスターとして生きることだけを考えてきたけど、もっと違う視点から人生を見つめ直すことができたから」と話している。
Photo:Instagram(@katyperry)
そんなケイティは、8月にニューアルバム『KP5』の発売を控えている。同作には、生まれてくる子どもに捧げた曲も収録されているとか。挫折を経て、さらにパワーアップしたケイティの活躍に期待したい!
text:Kyoko Kawaguchi