先日ツイッターでアメリカ大統領選挙への立候補を宣言し、世間を騒がせたカニエ・ウェスト(43)。ゴシップ誌が現在のカニエの様子を報じると、妻のキム・カーダシアン(39)も心配していることが発覚!
2020年7月4日(現地時間)、アメリカの大統領選挙に立候補するつもりであることをツイッターで宣言したラッパーのカニエ・ウェスト(43)。突然の爆弾発言に、ツイッターでは多くの賛否両論が巻き起こっていた。
そんななか、米雑誌『People』がカニエの関係者の証言を入手。カニエが大統領選立候補を表明した裏側には、彼自身のある障害が関係していると明かした。
関係者によると、「カニエは過去に双極性障害(躁うつ病)を患っていて、うつ状態と躁状態の両方の症状に苦しんでいた。そして現在、再びそれに苦しめられている」と語ったという。
さらにカニエは現在アメリカのワイオミングに滞在し、ロサンゼルスで暮らす妻のキム・カーダシアン(39)と4人の子どもたちとは離れて生活をしているが、キムは夫の言動を心配しているという。
関係者は「キムは彼女の家族たちと同様に、彼を心配している。カニエの行動は非常に予測不可能なところがあり、キムにとってそれは大きなストレスになっている」と証言。さらに「(双極性障害の)症状は数週間続き、そのあとは通常の状態に戻る。キムは今回もそうなることを願っている」という。
また同誌によると、カニエは立候補宣言から数日経っても選挙委員会に必要な届け出を行っていないことから、本当に立候補するかどうかは不明のよう。
一方で米誌『Forbes』の最新インタビューでは、カニエは自身が立ち上げた「バースデーパーティ」という名の新政党でキャンペーン活動などを行っていると主張。「俺たちが勝ったら、それはみんなの誕生日だ」と語ったという。
インタビューでは自身のメンタルヘルスについても語り、「俺は確かに病院に行き、人々は俺をクレイジーだと言ったが、俺は狂っていない」と、双極性障害を否定していたよう。
しかし双極性障害における症状についてカニエ本人が語った際には、「これは俺の経験だから、他の人は別のことを経験していると思うが」と前置きした上で、「誰もが本心を隠し、全ては陰謀で、政府によって頭にチップを入れられ、記録されていると感じる。誰も信用できなくなるんだ」と語っていた。
もしカニエが現在双極性障害の症状のまっただ中にいるとしたら、先日の大統領選立候補は一時の気の迷い? カニエが次にどんな行動にでるか、世界中から注目が集まっている。
text:Saki Wakamiya