2020年7月25日(現地時間)、トム・ハンクス(64)&リタ・ウィルソン(63)夫妻がギリシャの市民権を取得したことを、ギリシャの首相が発表。
ギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相(52)がインスタグラムで、トム・ハンクス(64)&リタ・ウィルソン(63)夫妻との集合写真を公開。夫妻が、ギリシャの市民権を取得したことを明かした。
ミツォタキス首相がアップした写真には、マレヴァ夫人(53)と、ギリシャのパスポートを手にしたトム&リタの姿が。
さらにコメントで、「トム・ハンクスとリタ・ウィルソンは誇り高きギリシャ市民です」と宣言した。
2019年12月にギリシャの名誉市民の資格を与えられていたトムとリタは、これにより正式な市民権を得たことに。同国の市民権は、ハンクス家の子どもたち、コリン(42)、エリザベス(38)、チェット(29)、トルーマン(24)にも与えられるという。
トムとリタはともにカリフォルニア出身だが、リタの母親がアルバニアのギリシャ国境の町出身であることから、長年、バカンスの際にギリシャを訪れていたとか。ふたりは2002年に大ヒットしたギリシャ系女性が主人公のロマコメ映画『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』のプロデューサーを務めたことでも知られる。
そんなふたりは2004年にはエーゲ海に浮かぶアンティパロス島に土地を買って別荘を建設しており、2018年にはパトモス島に二軒目の別荘を購入。
英『Daily Mail』が紹介している現地メディアの報道によると、二軒目の別荘はテラスからエーゲ海を一望できるうえに、そこへ行く唯一の交通手段はヘリコプターであるとのこと。セキュリティ、プライバシー、そしてソーシャルディスタンス面でも万全の物件といえそうだ。
今年3月、映画の撮影で訪れたオーストラリアで新型コロナウイルスに感染し、療養生活をおくっていたトムとリタ。7月半ばに、口元をしっかり覆ってギリシャに到着したところがキャッチされていた。そんなふたりにとって、正式に第2の母国となったギリシャは、大きな病気を経験した後で健康的に過ごすのにぴったりな場所といえそう!?