スペイン国王一家が夏休みを過ごすためマヨルカ島を訪問。新型コロナウイルス感染予防のため、マスク姿での夏休みとなったが、美形揃いのロイヤルファミリーは大勢の人々から大歓迎を受けた。
2020年8月7日(現地時間)から、スペイン国王一家の夏休みがスタート。フェリペ6世(52)は妻のレティシア王妃(47)、娘のレオノール王女(14)&ソフィア王女(13)と共に、国内きってのリゾート地・マヨルカ島を訪れた。
島内にある離宮・マリヴェント宮殿に数日間滞在し、外出した先で人々と触れあい、フォトコールに応えるのがスペイン王室の伝統的な夏の過ごし方なのだとか。
そうした伝統に則り、今年もマヨルカ島を訪れた国王一家は、8月9日(現地時間)にペトラという町を訪問。新型コロナウイルス感染予防のため、マスク着用での外出となったが、レティシア王妃はエレガントなサマードレス姿、レオノール王女とソフィア王女も夏らしいファッションに身を包み、大勢の人々の前に姿を見せた。
Los Reyes, la Princesa de Asturias y la Infanta Sofía visitaron la Casa familiar y Museo de Fray Junípero Serra en la localidad mallorquina de Petra. https://t.co/enMaURw0fo pic.twitter.com/8aG5hcmImu
— Casa de S.M. el Rey (@CasaReal) August 10, 2020
その時、人々を驚かせたのが、膝に包帯を巻いて杖をつき歩くソフィア王女の姿。「一体、何があったのか?」と、心配の声が寄せられることに。
英紙『Daily Express』によると、王女はその前日、マリヴェント宮殿の階段から落ちてしまったそうで、5針も縫うケガを負ったとか。
脚を引きずりながらも、沿道の人々の拍手や声援を受け、自らしっかりと歩くソフィア王女。時には隣を歩くレオノール王女が手を握り、怪我した妹を支える場面も。ふたりの姉妹愛が感じられる光景に、多くの人々がほっこりさせられたよう。
その翌日、一家は地元の若者たちのための施設を訪れたが、ソフィア王女の膝の包帯は絆創膏にシフト。どうやら、ケガは順調に回復している様子。
そこでの記念撮影では、両王女が中心に立ち、国王夫妻がその後ろから見守るように立つ様子が印象的。先日、元国王の亡命が報じられるなどスキャンダルに揺れるスペイン王室だが、次世代を担う王女たちのロイヤルファミリーとしてのトレーニングも少しずつスタートさせているのかも?