エレガントな装いで知られるモナコのシャルレーヌ公妃(42)。「ツール・ド・フランス」の開会式で着用したのは、なんと『バットマン』の悪役ジョーカーのマスク!
2020年8月29日(現地時間)、仏ニースで開幕された「ツール・ド・フランス」。この歴史あるレースの開会式に、隣国モナコからアルベール2世(62)&シャルレーヌ公妃(42)が出席した。
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とりわけ注目を浴びたのが、公妃のファッション。この日は、イエローのレザージャケットに白のパンツというスポーティな着こなしで登場。そして口元には、『バットマン』の悪役ジョーカーの裂けた口が描かれたマスクが!
公妃は上下逆に着けてしまっているが、マスクには映画で用いられたセリフ「Why so serious?」という文字も描かれている。
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そんなマスクについて、現地メディアは「アメコミが好きな公妃の子どもたちから影響を受けたのでは?」と推測。普段の装いがエレガントなだけに、集まった人々はさぞかしびっくりしたよう。
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パンデミック以来、何度かマスク姿を披露してきたシャルレーヌ公妃。今年6月には、自身が設立した慈善団体のオリジナルマスクを着用。「Strong Together」(ともに強くあれ)という刺しゅうのメッセージとともに、国民を勇気づけた。
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一方、同月に行われたアルベール2世のいとこの葬式では、同マスクを喪服に合わせて黒にチェンジ。セレモニーによってマスクを変えるのも、今後ロイヤルファミリーの常識に?
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ヨーロッパ王室では、ドレスと同じ生地のマスクをつけるベルギーのマティルド王妃(47)が有名だが、同じロイヤルファミリーでもマスク姿は十人十色! これからも個性あふれるファッションで楽しませてくれそう。
text:Kyoko Kawaguchi