初のバーチャル開催となった第72回エミー賞授賞式。ゼンデイヤ(24)がドラマ部門主演女優賞を獲得するなど、今年もさまざまなトピックで大賑わい!
テレビ界のアカデミー賞と名高いエミー賞の第72回授賞式が、2020年9月20日(現地時間)に開催された。今年は新型コロナウイルス対策のため、ほとんどのセレブがリモートで参加。司会を務めたジミー・キンメル(52)と受賞者らがカメラ越しに会話をするという、異例の「オンライン授賞式」となった。
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そんな同式では、SFアクション超大作として昨年スタートした『ウォッチメン』が作品賞を含む11部門の最多受賞に輝いたり、破産したセレブ一家が古いモーテルで暮らす様子を描いた『シッツ・クリーク』がコメディ部門を独占したりと、さまざまなトピックで大賑わい。
しかし、何より注目を集めたのは、史上最年少でドラマ部門主演女優賞を獲得したゼンデイヤ(24)!
ゼンデイヤは、ティーンエイジャーの悩みや葛藤を描いた『ユーフォリア/EUPHORIA』に出演。ドラッグに溺れる主人公ルーを見事に演じきり、初ノミネートされていた。
式当日はアルマーニのドレスを着用し、家族やスタッフとともにスタンバイ。そして名前が呼ばれると、部屋中が拍手喝采の嵐に! トロフィーを受け取ったゼンデイヤは、とびきりの笑顔でスピーチを行った。
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72年の歴史において、初のバーチャル開催となった同式。主催側は、リモート出演するセレブのために、数百台におよぶカメラを用意。またトロフィーを渡すため、各ノミネート者の自宅前にスタッフを待機させるなど、かなり大がかりな準備を行ったよう。
Photo:Instagram(@metrodotstyle)
一方、セレブたちもそれぞれに演出をアレンジ。リース・ウィザースプーン(44)は、自宅にコロナ対策をしたミニ会場を作り、共演者やスタッフと参加! トレイシー・エリス・ロス(47)は、裏庭にレッドカーペットを敷いて、式の雰囲気を満喫した。
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当初は「オンライン授賞式」を心配する声も上がっていたが、その華やかさはいつもと変わらず! 出演者にとっても視聴者にとっても、記憶に残るイベントになったに違いない。
text:Kyoko Kawaguchi