モデル、インフルエンサーとして、同年代の女性に多くの支持を受けているオリヴィア・カルポ(28)が、SNSにて卵巣嚢腫を告白。迷いながらも自身の病気をオープンにした理由とは?
2019年、『マキシム』誌が選ぶ「最もホットな女性」に輝いたモデル&インフルエンサーのオリヴィア・カルポ(28)。SNSでは洗練された着こなし&ヘルシーなライフスタイルを公開しており、男女ともに高い支持率を誇るイットガール。そんな彼女が先日、自身のインスタグラムで、卵巣嚢腫であることを公表した。
インスタグラムのストーリーに、ベッドに横たわり、辛そうな表情を浮かべる姿を投稿したオリヴィア。
そして「ずっと調子が悪くって。私が子宮内膜症であることはみんなも知ってると思うけど、先日(子宮の)右側に痛みを感じたの。ER(救急救命室)に行ったら、卵巣嚢腫だったわ!!」と告白した。
公表した理由を「このことを話すかどうか迷ったけど、子宮内膜症を明かした時、多くの女性が共感してくれたことに驚いたから」と語り、同じ悩みを抱える女性を応援したいという気持ちを明らかにした。
オリヴィアは続けて、「リプロダクティブヘルス(生殖システムに関連する健康)について普通に話せるよう、私たちは互いにサポートしていくことが大事だと思う。もちろん楽しい話題じゃないけれど、恥ずかしく思うべきではないし、何よりも難しい問題だと思うから」と発信。
オープンな会話を促しつつ、「痛みをなくす治療法について、オススメはある? (卵巣嚢腫の)サイズが小さくなるような自然療法ってあるの?」などの質問を投げかけた。
メッセージにもある通り、オリヴィアは今年8月に子宮内膜症であることを公表。その際にもインスタグラムで、「これまでで一番激しい痛みと痙攣、そして生理痛よ。誰かこれを見ている人で、子宮内膜症の人はいる? 辛いわよね」と発信していた。
さらに「(子宮内膜症のケアには)たくさんの温熱パッド、お水、痛み止めよ」と自身の治療法も明かした上で、「もし生理痛が酷かったり、子宮内膜症のような症状があるのであれば、きちんと診察を受けるべき。手遅れで不妊になってしまう可能性もあるから」と警鐘を鳴らした。
最近では姉のオーロラ・カルポが第2子を出産し、ゴージャスなベビーシャワーでお祝いしたばかりのオリヴィア。通常ベビーシャワーは出産前に行うものだが、出産が予定よりも3週間早まったため出産後の開催となったそう。
甥っ子や姪っ子との仲良し写真を頻繁にアップするなど、家族&子どもへの愛情の深さは人一倍。そんな彼女だからこそ、リプロダクティブヘルスを真剣に捉え、自身の病状を世界に公表したと言えそう。
オリヴィアの勇気ある行動が多くの人へ届き、各々が抱える悩みについて話し合い、助け合う環境ができることを願うばかり!
text : Mariko Peeling