これまでモデルや女優として活動してきた、マイケル・ジャクソンの娘のパリス・ジャクソン(22)が、ついにソロアーティストとしてデビュー! “キング・オブ・ポップ”の父とは一線を画す、ミュージックスタイルが話題に。
2020年11月13日に発売される初のソロアルバム『Wilted』に先がけ、デビューシングル『Let Down』をリリースしたマイケル・ジャクソンの娘、パリス・ジャクソン(22)。併せて公開されたMVでは、父のマイケルとは全く違う世界観を見せ、大きな注目を集めている。
これまで「ザ・サウンドフラワーズ」というバンドで活動を行なっていたが、ソロとして楽曲を発表するのは今回が初。
さらにミュージックビデオでは、パリスが血の涙を流したり、舞踏会でダンスを披露したり、最後は心臓を引き抜かれるといったホラー要素も。優美で、ゴシックロマンス的な世界観を演出した。
今回のリリースに関しパリスは「多くの感情が渦巻いていて、興奮もしているし、ナーバスにもなってる。でも大部分は、ありがたい気持ちと幸せな気持ちでいっぱいよ。これを歌え、こんな風に歌え、こんなように書けといった制限もなく自由に創作できたの。それは最高で、幸福な事だったわ」と喜びを明らかに。
また、同曲は「あなたは私の全てだった。だから私は今、地の底に落ちている」と失恋した女性の悲痛な気持ちを歌った内容。
これは、2018年から交際し、バンド「ザ・サンフラワーズ」で一緒に活動するも、今年8月に破局したシンガーのガブリエル・グレン(23)との恋愛体験がベースになっているとか。テイラー・スウィフト(30)やアリアナ・グランデ(27)を筆頭に、若手女性アーティストの間でポピュラーな、別れの経験を歌にする楽曲スタイルも取り入れたよう?
そんなパリスの本格的な芸能界デビューは、2017年。大手モデル事務所「IMGモデルズ」と契約し、その後はレッドカーペット、ファッションショーといったイベントや雑誌に多数登場。
2019年にはメンタルヘルスのケアのため、医療施設に入院し療養することに。しかし約2カ月後にはアカデミー賞のアフターパーティーに出席して元気な姿を見せ、世界中のファンを安心させていた。
最愛の父であるマイケルの死を乗り越え、モデル、女優、アーティストとして活躍してきたパリス。その様々な経験を活かし、今回、マイケルとは違う自分らしい音楽スタイルを確立! 今後はソロアーティストとして、新たにどんな魅力を放っていくのか、目が離せない。
text : Mariko Peeling