新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ロックダウン中のイングランド。そんななか、ロンドンのレストランで、シンガーのリタ・オラ(30)が自身のバースデーを祝う盛大なパーティを開催したという。警察官が駆けつける事態へと発展し、高額の罰金を支払うことになったというが……その真相は?
2020年11月28日(現地時間)、イギリス・ロンドンのノッティングヒルにあるレストラン、カサ・クルスで自身の30歳を祝うバースデーパーティを開催したリタ・オラ。
友人でモデルのカーラ・デルヴィーニュ(28)とその姉のポピー・デルヴィーニュ(34)、そして妹のエレナ・オラなど、約30人のゲストが集まり、楽しいひと時を過ごしたが……なんと警察官が駆けつける事態に発展!
それもそのはず、現在イギリスは新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、2度目のロックダウン真っ只中。そんな状況を懸念して、セレブたちは、周りの目を気にしながらこっそりとレストランの裏口から入場したという。
しかしロックダウン中に何台もの車が到着し、オーラ溢れるセレブが続々と出てきたら、さすがに近隣の住民たちも気づく!? 大人数でのパーティを察知されてか、警察に通報されてしまったよう。
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パーティの事実を知った住民からは「誰もがロックダウンにうんざりしているけど、命を救うためにやっていること。彼女たちは身勝手すぎる」「ルールを破るなんて最低だ」といった非難の声が多く上がった。
また、報道によると、2人の警察官が午後9時にレストランに到着。しかしセキュリティに阻まれ、窓から中の様子を窺うだけで、中に入ることはできなかったという。
この報道を受け、リタはインスタグラムのストーリーに「深刻で許しがたい、判断の誤りだった」と謝罪文を投稿。「ルールを破ってしまい、ごめんなさい。私の行動が無責任だったことを理解し、すべての責任は私にあります。この恐ろしい病気と戦うために、人々がいかに懸命に取り組んでいるのかを知っているのに、とても恥ずかしいです。心からお詫び申し上げます」と、反省の言葉を綴った。
今回の件でリタは1万ポンド(約139万円)の罰金を自発的に支払ったと報道されたが、地元議会は受け取っていないと否定しているという。
そしてもうひとり、このパーティが理由で非難を浴びてしまったのが、カーラ。なんとロサンゼルスから帰国後、2週間の隔離を満たさずにパーティに参加していたことが判明! リタ同様に、国民の反感を買ってしまった。
リタもカーラも、世界を魅了する素晴らしいパフォーマー。今度は、世界中をハッピーへと導く素敵なニュースに期待したい。
text:Mayu Yamamoto