自身のありのままの体型を受け入れる「ボディ・ポジティブ」なシンガーとして人気のリゾ(32)。しかし先日10日間のクレンズダイエットを試したことで非難が殺到! そんな批判に反論した彼女のポジティブメッセージとは?
誇りあるプラスサイズボディと得意のフルートを活かし、パワフルなパフォーマンスを行う人気歌手のリゾ(32)。これまで幾度となくボディポジティブの大切さを唱えてきた彼女が、10日間のスムージーデトックスを行なった体験をSNSでシェアした。
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彼女が行なったのは、ダイエット専門家のJ・J・スミス(50)が推奨するスムージーデトックスのプログラム。リゾはその内容に沿って、フルーツや野菜を入れたグリーンスムージーをメインに、スーパーフードを取り入れたシェイク、アルカリ水、キュウリやパウダーを入れたビューティーウォーター、ヴィーガンプロテインバー、リンゴ酢に漬けたキュウリ、ナッツ、デトックス用のサプリメントなど1日の食事内容を紹介。そして「4〜6日目がとっても辛くて、精神的にやられたわ」と正直な思いも吐露した。
しかし「すごくお腹が減ることはなかった。だから今までは、ストレスで暴飲暴食してたみたい。それって自傷行為みたいなものよね」とこれまでの自身の食事を振り返りつつ、10日間を終えた後の「気分は最高。胃を含め様々なことがリセットされたし、見た目もすごく良くなった!」と率直な感想を述べていた。
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しかしこの動画がシェアされると、ネットでは“ダイエット文化に魂を売った”との批判が殺到。「ボディ・ポジティブを唱えていた人が、摂食障害の引き金となるような行為を助長するなんて」という落胆の声も多く聞かれることに。
この批判に対し、数時間後にはインスタグラムのストーリーで反応を見せたリゾ。「普段はこういう投稿はしない。大きな女性が健康的なことをすると、激痩せのためとみなされるから。でもこれはそういうものではないの」「11月はストレスで参っちゃって、たくさんお酒を飲んだし、辛いものも食べすぎて胃がやられたの。だからそれを元に戻したかっただけ」と批判に真っ向から反論した。
さらに「私は自分を誇りに思うし、結果にも満足してる。睡眠、水分量、心の平和、精神の安定が良くなり、身体や、肌、白眼も綺麗になったの。私はただしたいからやっただけだし、太ってる全ての女の子が、自分の体に関してやりたいことはなんでもするべきだわ」とキッパリ。
そしてインスタグラムの最新投稿でも「デトックスしたって私は太ってる。私は太っていて、自分の身体が大好き。私は自分を飢えさせたりしない。野菜、お水、フルーツ、プロテインを摂ってるし、日光も浴びている。美しさや健康のために、みんなにとってデトックスが必ず必要というわけじゃない。これは私のやり方で、あなたにはあなたのやり方がある」とパワフルなメッセージを発信した。
2020年のロックダウン期間中には、ベジタリアンからヴィーガンに食生活をチェンジ。その際にも「自分が今人生のどんなステージにいようと、自分を愛して」とポジティブな言葉を発信していた。
批判されると分かっていても、自分がしたいことを行い、それが自分を愛することにつながることを証明したリゾ。彼女の行動力と発言に、誰でも、自分のやりたいことをしていい!と勇気付けられた女子は少なくないはず。
text : Mariko Peeling