人気ドラマ『エミリー、パリへ行く』で主演を務めるリリー・コリンズ(31)。以前から告白していた摂食障害を克服するにあたり、婚約者であるチャーリー・マクダウェル(37)の存在が大きく助けになっていることを明かした。
ネットフリックスの人気ドラマ『エミリー、パリへ行く』で主演を務めているリリー・コリンズ(31)。かつて摂食障害を告白した彼女が、ポッドキャスト番組『Make It Reign』でのインタビューにて、その克服法を明かした。
「頭の中には常に、外の声をかき消すほど、たくさんの声が響いていた。多くの場合、脳内の声が私を支配していたの」と、摂食障害を患っていた頃の状況を語ったリリー。さらに「大体は、楽しい食事や時間を過ごしてる時に不安に駆られるの。しかも周りにはそのことを言えないから、結局、楽しい食事や時間を台無しにしてしまう」とも。
克服するために取り入れたのは、セラピーだったという。
Photo:Instagram(lilyjcollins)
「長い間セラピーを受けているわ。どうやって生きてきたか、何を食べて、何を食べてはいけないかという制限を自分に課していたこと……それらを語ることにより、なぜ自分が暗い考えに引きずられたのか、その原因がようやく分かってきた気がする」と、不安や気持ちを言葉にすることが助けになったという。
また「その原因が昔はたくさんあったことに気づき、それを受け入れたの。でももう、それらは今の自分に当てはまらないわ」と、見事克服したことも明らかに。
克服につながったひとつの要因が、「私が一番幸せになれる時間は、大好きな人と過ごし、関係を育てていくこと」と表現する、2020年に婚約を発表した映画監督チャーリー・マクダウェル(37)との関係。
「ありのままの自分でいられる友情、そして恋愛関係によって強くなれたの。特に今の恋愛においては、精神と心が最大限に広く、ゆとりを持てるようになれた。最高の自分でいられると感じているの」と、チャーリーの存在が助けになったと宣言。
2019年8月に交際が発覚したリリーとチャーリーは、約1年間の交際を経て、2020年9月に婚約を発表。雄大な自然をバックに、ピンク色の指輪を見せながらキスを交わすという、幸せいっぱいの写真が話題を呼んだ。
これまで幾度となく、自身の苦悩について明かしてきたリリー。そんな彼女が理想の相手と出会い、苦難を克服した姿に、多くの女性が勇気付けられているに違いない!
text : Mariko Peeling