先日公開されたブリトニー・スピアーズ（39）の最新ドキュメンタリー番組が注目の的に。元恋人のジャスティン・ティンバーレイク（40）の言動や、ふたりの破局をめぐるメディアの報道が再び批判のタネに！
2021年２月５日（現地時間）、米メディアのニューヨーク・タイムズがブリトニー・スピアーズ（39）のドキュメンタリー『Framing Britney Spears』を公開。すると、元彼のジャスティン・ティンバーレイク（40）に対し、ファンからの非難の声が殺到！ 「ブリトニーのイメージを汚した」と、SNSで炎上する騒ぎになっている。
『Framing Britney Spears』は、ブリトニーの幼少期から、ジャスティンとの交際、法的後見人を務める父ジェイミー・スピアーズ（69）との関係など、その波瀾万丈な半生が描かれている。なかでも物議を醸したのは、1999年から約３年交際していたジャスティンとの破局後のできごとについて。
交際を始めた当時、ふたりは1990年代を代表するセレブ界のパワーカップルとして注目され、メディアのヘッドラインを賑わせた。2001年に開催されたアメリカン・ミュージック・アワードでは、全身デニムでまとめたペアルックが大きな話題を呼び、現在でも時おり話題に上がるほど。2002年に破局してしまったものの、今でも復縁を望むファンは多く、その人気ぶりはもはや伝説と言っても過言ではない。
ドキュメンタリー番組で改めて破局当時のニュースを振り返った人々は、ジャスティンの「残酷さ」を指摘！
まずジャスティンは、破局後に、恋人から裏切られた悲しみを綴った曲『Cry Me A River』をリリース。ミュージックビデオではブリトニーそっくりの女性から浮気される様子を演じ、間接的に破局の理由を暴露した。
さらに、当時ブリトニーはヴァージンを公言していたにも関わらず、自身が彼女の初体験の相手であり、性的関係にあったことなどをインタビューで赤裸々に告白。その結果、ブリトニーの「清純派」なイメージは一変し、世間はジャスティンに同情する一方で、ブリトニーを敵視するように。
さらにもうひとつ問題視されているのが、ブリトニーが破局後に応じた2003年のインタビュー映像。インタビュアーのダイアン・ソイヤー（75）は、ブリトニーがジャスティンを裏切ったと言わんばかりの口調で「あなたは何をしたの？」と尋問。
さらに、当時のメリーランド州知事の妻が「機会があればブリトニーを撃ちたい」と非難したスピーチを引き合いに出し、その発言を肯定するような姿勢で「（あなたが着ている）露出の多い服は、子どもに悪影響を与える」とブリトニーを批判した。
これを見た視聴者たちは、ダイアンの態度や過去のジャスティンの言動が「スラット・シェイミング」であると指摘する内容をツイッターに投稿！
「スラット・シェイミング」は、女性のセクシュアリティが「社会的な期待から逸脱している」ことを理由に、非難する行為のこと。ブリトニーが当時受けた扱いを、偏見による性的ないじめだと捉えた視聴者も多かったよう。
「ジャスティンは楽曲でブリトニーを笑い者にし、復讐した。ダイアンとのインタビューでは、泣き崩れるハメになった。こんなスラット・シェイミングは、今の文化では通用しない」「年寄りたちが、10代のブリトニーに対して処女かどうか、どれくらい胸が大きくなったかを聞く。しかもジャスティンは、彼女の初体験を奪ったと公言する。ブリトニーはスラット・シェイミングを経験したのね」と、SNSにはブリトニーを同情する声が多数寄せられた。
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近年ではコラボレーションの噂がささやかれたり、ブリトニーがジャスティンの曲に合わせてダンスをする動画を投稿したりと、わだかまりは消えた？と思われていたふたり。多くの人が忘れかけていた当時のニュースが再び話題になったことで、「ジャスティンは、ブリトニーに謝罪するべき」「10代の頃、ジャスティンが大好きだったのに。がっかり」といった声も多く寄せられている。
昨年12月に未発表曲『Swimming In The Stars』をデジタルリリースし、さらにバックストリート・ボーイズとのコラボ曲を収録した『Glory (2020 DELUXE EDITION) (White Vinyl)』も発売したブリトニー。紆余曲折を経てもなお笑顔を絶やさず、音楽活動を精力的に行う彼女の強さこそが、ファンを惹きつけてやまない魅力と言えそう！
text:Saki Wakamiya
