今年の旧正月(春節)は2月12日! アジア系ハリウッド女優を始めとするセレブたちが、続々とSNSで旧正月を祝う投稿をして話題になっている。今年はセレブのみならず、アメリカ大統領もメッセージを発信!
旧正月(春節)は、旧暦におけるお正月のことで、中華圏ではもっとも重要な祝日。今年の旧正月は2月12日ということで、その前後には、ルーシー・リュー(52)やヴェラ・ウォン(71)などアジア系セレブたちが、こぞってインスタグラムにお祝いの投稿をアップした。
旧正月といえば中国では毎年、家族旅行に出かけたり帰省する人が多いが、今年は例外。自宅でドレスアップしたり、家族水入らずの時間を過ごしたりと、それぞれの楽しみ方で旧正月をお祝いした模様。
ウェディングドレスのデザイナーとして知られるヴェラ・ウォン(71)は、中国系アメリカ人。ニューヨーク生まれ&ニューヨーク育ちながら、自身のルーツである中国の伝統行事を大切にしているよう。
旧正月を祝い、中国のシンボルカラーである赤のチャイナドレスを着て記念撮影を行ったヴェラ。ミニスカートからのぞくすらりと細い脚は、何度見ても驚異の若々しさ!
女優のルーシー・リュー(52)は、愛息子のキュートな笑顔をポスト。誕生日などの特別なシーンにしか登場しない息子のロックウェル・ロイド(5)の成長ぶりに、驚いたファンも多いはず!
中国系英国人の女優ジェンマ・チャン(38)は175センチの長身で真っ赤なツーピースを着こなし、「旧正月おめでとう!」とコメント。ファンからは「美しい!」「スタイル抜群」と賞賛のコメントが集まった。
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ラッパーや脚本家などマルチな活躍を見せるオークワフィナ(32)は、アジア人女優として初めてゴールデン・グローブ賞主演女優賞を獲得した実力派。お祝いのビデオクリップを投稿し、「旧正月おめでとう、ファミリー! みんなの健康と活躍をお祈りします。丑年もよろしく!」とメッセージを贈った。
ミュージカルドラマ『Glee/グリー』で人気を博した、俳優でダンサーのハリー・シャム・ジュニア(38)は、幼少期の祖母との思い出とともにアジア系アメリカ人が今も受けている差別について言及。「私たちは(差別の)根本的な原因を突き止め、自分たちのコミュニティを守り、この憎悪を根絶させる方法を見つけるために、今すぐに立ち向かわなければならない(中略)」と綴った。
From the Biden family to yours, happy #LunarNewYear. We wish you happiness, health, and prosperity in the Year of the Ox. pic.twitter.com/sOHEzdFH0D
— President Biden (@POTUS) February 12, 2021
ジョー・バイデン米大統領(78)とファーストレディのジル・バイデン(69)も、旧正月を祝うとともに、アジア系アメリカ人に対する差別撤廃について発信。「すべての人々は、人種や宗教、言語に関係なく、敬意を持って扱われるべき」と動画で語った。
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香港人俳優のジャッキー・チェン(66)も、ドレスアップした姿で登場するお祝い動画をアップ。英語で旧正月について説明するなど、中華圏独特のカルチャーを世界に向けてシェアした。
中国のトップ女優ファン・ビンビン(39)は、セルフィとともに「今年がOXcellentな年になりますように」と投稿。干支である丑年の“牛(OX)”と“エクセレント(素晴らしい)”を掛けて、ファンとともに旧正月をお祝い。
ライフコーディネーターとして活躍し、元祖カリスマ主婦として知られるマーサ・スチュワート(79)は、アジア系ではないものの、中国文化をリスペクトした“旧正月”風の自宅を披露! さらに、手作り餃子でお祝いのパーティをしたとか。
昨年アメリカでブラック・ライヴズ・マター運動(黒人差別撤廃運動)が盛んに行われたこともあって、アジア系アメリカ人に対する差別撤廃を訴える投稿も多かったよう。近年、勢いを増すアジア系セレブたちの活躍ぶりが、今年ますますパワーアップすることを願いたい!
text:Saki Wakamiya