東日本大震災から10年が経ち、レディー・ガガ(34)が日本の人々に向けたビデオメッセージを公開。日本の被災地が復興を遂げていること、そして日本の人々の強さや優しさが、「新型コロナウイルスによるパンデミックのなか、世界中で戦っている人々へ希望を与えると思う」と述べた。
東日本大震災発生から10年となる2021年3月11日、レディー・ガガ(34)が、日本の人々に向けたビデオメッセージを公開した。
ヘアメイク、服も春らしいラベンダー色で統一したガガは、「ニュースで地震と津波のショッキングな映像を見たのが、まるで昨日のことのように感じます。何か助けになることはできないかと考え、たくさん電話をかけたことを覚えています」と10年前を振り返った。
続けて、「その後、年月をかけて被災地が復興を遂げていることを聞き、日本のみなさんの強さ、優しさ、お互いに愛を持って接する姿に尊敬の念を抱いています。それは新型コロナウイルスによるパンデミックのなか、世界中で戦っている人々へ希望を与えるでしょう」と語った。
Aishitemasu Japan 💕 pic.twitter.com/w7KicgJhvP
— Lady Gaga (@ladygaga) March 10, 2021
さらに「もちろん、今も感情的、精神的な痛みと戦っている人がたくさんいることも想像できます。ですから、これからもみんなで支え合っていきましょう」と、お互いに優しく、愛を持って接し、サポートし合うことを呼びかけたガガ。「また日本に戻れる日を楽しみにしてます。アイシテマス」と、最後は日本語でのメッセージで締めくくった。
東日本大震災が起きた後、ガガはいち早く被災者救済のためのチャリティ・リストバンドを販売。その売上金を寄付したほか、2011年6月には被災地支援イベントに参加するために来日。記者会見で手にしていた「日本の為に祈りを。」と書かれたティーカップをオークションにかけ、落札金を寄付するなどさまざまな支援を行った。
そして今回、震災発生から10年を迎えにあたりメッセージを贈ってくれたことに、胸が熱くなった人も多いのでは?
そんなガガは、目下、イタリアで映画『House of Gucci(原題)』を撮影中。ガガが演じるのはグッチ創業者の孫マウリツィオ・グッチ(享年46)殺害の首謀者である元妻パトリツィア・レッジアーニ(72)で、夫マウリツィオはアダム・ドライバー(37)が演じる。
撮影は、イタリアン・アルプスのスキー場、ミラノなどで行われており、精力的に臨んでいる様子。いつか新型コロナウイルス感染症が終息したら、ぜひまた日本に来てくれることを願うばかり。