2016年に離婚を申請以来、いまだ6人の子どもたちの親権問題が解決していないブラッド・ピット(57)とアンジェリーナ・ジョリー(45)。ここに来て、長男マドックス(19)がブラピに不利になる証言をしたとの報道が!
6人の子どもの親権を巡って、ブラッド・ピット(57)と争いを続けているアンジェリーナ・ジョリー(45)。2021年3月12日(現地時間)、裁判所に新たな書類を提出した。
そこには長男マドックス(19)、パックス(17)、ザハラ(16)、シャイロ(14)、そして双子のノックス(12)とヴィヴィアン(12)が、ブラッドによる家庭内暴力があったことを裏付ける証拠を持ち、その根拠を証明するという内容が書かれていたという。
そんななか、マドックスはすでに証言台に立ち、ブラッドに不利な証言を行ったという新たな報道が。さらに、自身の“ジョリー=ピット”という名字から、“ピット”を削除したいと考えているそう。ただしこの件に関して、アンジェリーナは賛成をしていないという。
アンジーとブラッドの離婚の原因と言われているのが、2016年9月に起きたプライベートジェット機内でのブラッドの虐待疑惑。
一家で飛行中、マドックスとの口論の末、ブラッドがマドックスに手を出したと言われている。そしてアンジーは、「和解できない不和」を理由に離婚届を提出。その後も、家庭内暴力があったことを主張している。
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しかし9月の機内の虐待疑惑に関しては、同年11月にロサンゼルスの児童養護施設が家族全員に調査をした結果、暴力はなかったとの判定が。それでもなお、マドックスはブラッドに対して不利な証言を行っていることから、一部メディアはふたりの間に何らかの確執があると予測している。
対するブラッドは、これらの証言を「子どもたちを武器にし、自分にとって有利な結果を獲得しようというアンジーの策」であると考えている、と報じたのは米誌『Us Weekly』。「自分を傷つけたいだけ」と、あくまでもアンジーに責任があると考えているという。
2014年に結婚し、セレブ界を代表するパワーカップルとして君臨していたアンジーとブラッド。離婚を申請して4年以上が経つが、泥沼バトルはまだ終わりが見えそうにない。果たして両者が満足する結果を得られる日が来るのか、引き続き注目したい。
text : Mariko Peeling