自由奔放な発言で人気を得ていたモデルのクリッシー・テイゲン(35)。しかしタレントであるコートニー・ストッデン(26)が、彼女の過去の発言に傷ついたと告白し、クリッシーは謝罪する事態に。しかしその謝罪も心からではないと、再び批判を浴びてしまうことに。
かねてから歯に衣着せぬ発言で、つねに世間を騒がせているモデルのクリッシー・テイゲン(35)。過去にネット言葉の暴力とも取れる、あまりに残酷な発言をしていたことが明らかとなり、波紋を呼んでいる。
クリッシーの発言を告白したのは、リアリティTVの出演やSNSなどで活動するコートニー・ストッデン(26)。2011年、16歳だったときに50歳の俳優ダグ・ハッチソン(60)と結婚した彼女は、その年齢差はもちろん、セクシーな体型や言動なども話題となり、批判や嘲笑の対象になっていた。
そしてクリッシーも、そんなコートニーをあざ笑っていたひとり。コートニーは当時を振り返り、「ツイッターで否定的なことを何度も言い、いじめてきた。(今のクリッシーは)偽善者ぶりがすごくて信じられない!」と明かした。
さらに「ツイッターで公に“埋葬されればいい”と呟いただけでなく、DMを送ってきて、自殺するようにほのめかしたの。“あなたが死ぬのが待ちきれないわ”、ってね」と、クリッシーから受けた言葉の暴力の数々を激白した。
するとクリッシーは、ツイッターで「コートニーに直接連絡を取ることも考えたけど、公の場所で謝るわ。コートニー、本当にごめんなさい。私が本当に申し訳ないと感じることで、少しでもあなたの心が癒されることを願う。自分がしたことを悔やむし、悲しい」と謝罪。
また、コートニーを攻撃したことについて、「自分に自信がなく、つねに注目されていたかった」と分析。そして「10年前、1年前、6カ月前よりも良い人間になれるよう、一生かけて励んでいく」とツイートした。
それを受けて、コートニーがツイッターを更新。「彼女の謝罪を受け入れて、許すことにした。だけど真実は変わらないし、クリッシーから直接、連絡は来ていない。実際、ツイッターでは(クリッシーに)ブロックされてるしね」とコメント。また、「心からの謝罪と信じたいけれど、ブランドとのパートナーシップを守りたくて公に謝罪している気がする」とも。
この一連により、これまでクリッシーがコートニーだけでなく、リンジー・ローハン(34)にも“リストカット”という言葉を使って自殺するようほのめかしたり、レディー・ガガ(35)の容姿やマライア・キャリー(51)の体型を皮肉ったり、などの過去のツイートが次々と掘り返される事態に。
保守派の活動家で作家のキャンディス・オーウェンズ(32)も、「クリッシーは10年以上も人々を攻撃していた。クリッシーが謝ったのも、問題が表面化したから」と心からの謝罪ではないと一蹴した。
女性をインスパイアする発言も多く、母になってからは、不妊の悩みや子育てについても積極的に発信していたクリッシー。それだけに、当時の発言を知なかった人々は、ショックを隠せない様子。この後、どのような対応を取るのか、ますます注目が集まりそうだ。
text : Mariko Peeling