ケイト・ウィンスレット、新作ドラマのベッドシーンは「緩んだボディ」でリアルさを追求!

主演を務める新作ドラマで、加工無しのリアルな中年女性のスタイルを見せつけたケイト・ウィンスレット(45)。“修正すること”を嫌う彼女の真意とは?

主演を務めたHBO製作の新作ドラマ『Mare of Easttown(原題)』で、主役の刑事を演じている女優のケイト・ウィンスレット(45)。インタビューで、役の年齢&人生観のリアルさを追求するために、ラブシーンでの肉体に一切の修正を加えることを拒否したと告白した。

Photo:Getty Images
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本作でケイトが演じたのは小さな町で働く中年女性刑事。13歳のときに刑事だった父を亡くし、自分も父と同じ道に進んだ女性だ。ヒロインのマーレについてケイトは「欠陥はあるけど、仕事を全うする女性。体も顔も彼女の年相応」と米紙『ニューヨーク・タイムズ』のインタビューで語っている。

また、ケイトは“修正”についても言及。メディアに出る写真や映像を綺麗に見えるように修正することはもはや当たり前のこと。だが、今作については製作サイドからの修正の提案を断固として拒否したという。

それは共演俳優ガイ・ピアース(53)とのベッドシーンでのこと。監督から「お腹の膨らみを修正しよう」という提案が出たが、ケイトは中年女性のリアルな姿を映すべきだと考え、「そんなことは絶対にしないでほしい」と断ったことを明かした。

Photo:Instagram(@hbo)
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さらに、プロモーション用のポスター写真もケイトの顔に修正が施されているものが届いたため、「元に戻して」と2回送り返したという。「修正されすぎていたから。私は自分の目尻に多くのシワがあることを知っているわ」と、ありのままの姿を見せることに意味があることを示唆した。

米誌『エミー・マガジン』のインタビューでも、「マーレが強い女性だと思ってくれるのは嬉しいけど、彼女を疲れや衰えを感じさせない超人的な40代の女性にはしたくなかったの。ほとんどの女性がそうではないから」とも語っていた。

Photo:Instagram(@hbo)
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等身大の女性をありのまま演じることで、観ている人たちが寄り添えるものにしたい。そんな思いが伝わるケイトの今作の演技は、いつも以上に素晴らしいと評判! 日本での配信スタートが待ち遠しい。

text:Mayu Yamamoto

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大ヒット作『タイタニック』や『エターナル・サンシャイン』など、数多くの作品に出演し続ける演技派女優のケイト・ウィンスレット。
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新作ドラマ『Mare of Easttown(原題)』でのワンシーン。40代の等身大の女性を演じている。
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衣装にもこだわりが。地味な服装を選んだのだとか。
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職務を忠実に行う真摯な女性刑事を演じたケイト。
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