カマラ・ハリス米副大統領(56)が「プライド月間」に開催されたLGBTQのイベントに登場! 現職の副大統領として初めてのこともあり、注目が集まった。
2021年1月20日に、アメリカ合衆国の第49代副大統領に就任したカマラ・ハリス(56)。カリフォルニア州司法長官時代には、同性婚を禁止するカリフォルニア州法を修正するなど、LGBTQ+コミュニティのサポートに大きく貢献。そんな彼女が6月12日(現地時間)、ワシントンD.C.で開催されたプライド月間のイベントに参加した。
ハリス副大統領が参加したのは、毎年6月に開催されるLGBTQ+の祭典「キャピタル・プライド」。“LOVE IS LOVE(愛は愛)”のTシャツを着て、夫のダグ・エムホフ(56)とともに出席した。
ちなみにプライド月間のイベントに現職の副大統領が参加するのは、アメリカの歴史上で初めてのこと!
会場ではスピーチを披露し、パレードにも参加。ほかの参加者や夫のダグと一緒に、「Happy Pride!(ハッピー・プライド)」の合い言葉を掛け合いながら街を歩いた。
スピーチでは「私たちはトランスジェンダーのコミュニティや若者がすべて保護されていることを確認する必要があります。また、雇用や住宅に関する保護も必要です」と語り、ジョー・バイデン大統領(78)とともにLGBTQ+の権利向上を推進していく意向を、改めて表明した。
副大統領に就任してからの参加は初めてながら、キャリアを通して、LGBTQ+コミュニティのサポートに尽力してきたハリス副大統領。カリフォルニア州司法長官を務めていた当時は、同性婚を禁止するカリフォルニア州法を修正するなどの実績を残している。
女性として、黒人女性として、またアジア系アメリカ人として、初のアメリカ副大統領に就任したことで話題を呼んだハリス副大統領。今後の活躍にますます期待が高まりそうだ。
text:Saki Wakamiya