チャールズ皇太子（72）は自身が王位を継承した際、王室のスリム化を図り、ヘンリー王子（36）とメーガン妃（39）の長男であるアーチー（２）を高位の王室メンバーから外すつもりであることを明言！
エリザベス女王（95）の長男で、王位継承順位１位のチャールズ皇太子（72）。自身がイギリス国王になった際、ヘンリー王子（36）とメーガン妃（39）の長男アーチー（２）には王位継承権を与えないつもりであることが、英タブロイド紙『Mail on Sunday』で報じられた。
チャールズ皇太子とダイアナ元妃（享年36）の間に生まれたウィリアム王子（38）には３人、ヘンリー王子には２人の子どもがおり、英王室の人数は年々増加中。
それについて、チャールズ皇太子は「拡大する王室に税金が使われることを、国民はよしとしない」と考えているよう。自身が王位を継承したあかつきには、高位の王室メンバーの数を制限することを計画しているという。
その一環で、ヘンリー王子とメーガン妃の長男であるアーチーについては、高位の王室メンバーから外し、王位継承権を与えない意向を明言したそう。チャールズ皇太子はこの改革のために法的文書を変更するという強硬な手段をとる予定で、関係者はこの決定によりヘンリー王子夫妻が大きなショックを受けていると証言した。
ヘンリー王子夫妻は2020年３月に王室を離脱しアメリカへ移住。2021年２月には、「公務を行う王族には戻らない」と王室からの完全離脱を宣言していたが、ヘンリー王子は相変わらず王位継承順位第６位を持ち、長男であるアーチーは７位とされていた。
高位の王室メンバーから外された場合、アーチーは「王子」の称号は得られず、財政支援や警察の保護も受けられない可能性がある。近年取り沙汰される王室とヘンリー王子夫妻の確執は、この事実を伝えられた夫妻が激怒したためではないかと指摘するメディアも。
ヘンリー王子夫妻には、2021年６月４日（現地時間）に第２子となる長女リリベット（０）が生まれたばかり。王室からの独立を望んでいる夫妻だが、子どもたちの王位継承権を主張するのか、今後の反応が気になるところだ。
text:Saki Wakamiya
