『ハリー・ポッター』撮影中に太ったことで「扱われかたが変わった!」同シリーズで活躍した女優が辛い体験を告白

いまだ世界で根強い人気を誇る映画『ハリー・ポッター』シリーズ。その撮影で、体型について心外な対応をされたと出演女優が暴露!

シリーズ終了以降も定期的に同窓会を開くなど、キャスト陣の仲がとびきり良いことで知られる映画『ハリー・ポッター』シリーズ。しかし、ある出演者が「すごく居心地が悪い思いをした」という撮影現場の裏側を告白した。

Photo:Getty Images
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『ハリー・ポッター』の撮影現場での経験を語ったのは、ルパート・グリント(32)演じるロンのガールフレンド、ラベンダー・ブラウン役で出演していたジェシー・ケイブ(34)。

ジェシーの同シリーズのデビューは、6作目となる『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(2009年)。その後7作目の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(2010年)、8作目の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011年)に出演したが、7作目と8作目の撮影セットでは、6作目とは「全く別の生き物のように」扱われたと語った。

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「(6作目の)『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の撮影を終えた後、かなり体重が増えたの。それまでダイエットしていたわけではなくて、単純に成長したの。自然なことよ」と、シリーズ撮影中に体型が変わったことを明かしたジェシー。

Photo:Getty Images
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しかしそれが理由で、7〜8作目となる『ハリー・ポッターと死の秘宝  PART1』『同  PART2』の撮影環境は「辛いものになった」と言う。

「以前と同じサイズの衣装が入らなかったの。問題は、私自身や私の自信のなさにもあったのかもしれないけど……でも当時は、出演者全員が(イギリスのサイズ表記で)8以下なんて時代でもなかった。その時の体験は酷かったし、すごく居心地の悪い思いをした」と、衣装が特定のサイズで用意されていたことを明かした。

Photo:Instagram(jessiecave)
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そんな辛い経験をしたジェシーだが、実はこの経験が、作家という新たなキャリアのきっかけに。「もし細いままだったら不自然で、不幸せだった。もっといろんな役がもらえてたとは思うけど、執筆することもなかった。結果、体重が増えて良かったとさえ思っているわ!」と、現在の自分に満足しているよう。 

Photo:Instagram(jessiecave)
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さらには、コメディ俳優のアルフィー・ブラウン(33)との間に3人の子どもを迎え、公私ともに充実した日々を送っているそう。

「女性はつねに、体型にまつわる問題が絶えない」と彼女が語るように、いまだエンターテイメント業界では、女性の体型の多様化を求める声は絶えない。彼女の勇気ある告白が、体型に悩む多くの人に届くことを祈るばかり。

text : Mariko Peeling 

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『ハリー・ポッター』の撮影での出来事を明かしたジェシー。
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『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の撮影を終えた2008年の頃のジェシー。隣はイヴァナ・リンチ(29)。
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2009年『ハリー・ポッターと謎のプリンス』のプレミアに登場した時のジェシー。
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2021年6月に著作『SUNSET』を発売したばかり。
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現在は3人の子供がいるママ!
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