人気映画『007』シリーズの6代目ジェームズ・ボンドとして知られているダニエル・クレイグ(53)。私生活では2人の子供の父でもある彼が、「遺産相続はしない」とキッパリ。その訳とは一体!?
映画『007』シリーズのジェームズ・ボンドとしてお馴染みの俳優、ダニエル・クレイグ(53)。約160億円以上と言われる資産を、子どもには相続しない考えを明かした。
前妻フィオナ・ロードン(53)、そして現在の妻レイチェル・ワイズ(51)との間に、ひとりずつ娘をもうけているダニエル。先日出演した英誌『Candis』のインタビューで、遺産相続についての考えを語った。
「裕福なまま死んだらその人生は失敗だ、という古い格言があるよね?」と前置きしたダニエル。
「たしかアンドリュー・カーネギー(享年83)は、現在の価値にして1兆2,000億円ほどの資産を遺贈している。自分のためにもいくらか残していただろうから、彼がどれほど裕福であったかがわかる。だけど僕は、次の世代に大金を残したくない。遺産相続とは不快なものだと思うから。死ぬ前に使い切るか寄付するのが、僕の哲学だね」と、子どもたちに自身の資産を相続させない意図を明かした。
1992年、スコットランド出身の俳優フィオナと結婚したダニエル。同年に長女のエラ・ロードン(29)が誕生したが、2年後に離婚を発表。現在エラは、俳優&アーティストとして活動をしている。
現在の妻レイチェルとは、2011年に公開された映画『ドリームハウス』での共演がきっかけで交際に発展。2011年に結婚し、2018年に長女が誕生した。ちなみにレイチェルには、前夫で映画監督のダーレン・アロノフスキー(52)との間にもうけた長男ヘンリー(15)がいる。
2005年から務めていたジェームズ・ボンド役を、最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を最後に降板するダニエル。新型コロナウイルスのパンデミックの影響で公開日が延期されていたが、ついに今年10月1日に公開されることが決定。ボンド役を演じた歴代の俳優のなかでも、「ナンバーワン」と絶賛する声が多数あがっているダニエルのラスト出演とだけあって、大ヒットは確実!?
text : Mariko Peeling