チェコ出身のモデル、ポーリーナ・ポリツコヴァ(56)が、ヌード写真で雑誌のカバーを飾り、ありのままの姿を披露した。
これまでSNSで水着姿やノーメイクの写真を公開してきたポーリーナ・ポリヴァヴァ(56)が、雑誌『ロサンゼルス・マガジン』の表紙を飾り、フルヌードを披露。インタビューでは年齢差別に関する考えを語り、「もう50代だから引退すべき」といった世間のエイジズムに反論した。
『ロサンゼルス・マガジン』は最新号で、年齢による差別の撤廃を訴える「グレイ・プライド運動」を特集。
モデルで活動家でもあるポーリーナが一糸まとわぬ姿で表紙を飾り、世間のエイジズムに一石を投じた。
ポーリーナはこれまで、水着姿やヌードの写真をたびたびSNSに投稿。ポジティブな反応が多数寄せられる一方で、「必死だね」「おばあちゃん、そろそろ引退したら?」「なぜほかの年配のモデルと同じようにしないの?」など、悪意ある批判にもさらされてきたという。
「でも、私はこの年齢にしてはきれいだなと自分で思ったの」と、現在の年齢と体を受け入れていることを明かしたポーリーナ。どの職場でも、同年代の女性が年齢によって不平等を感じることは「おかしい」「正しいことではない」と主張した。
アンチエイジングや美容整形については、「若く見られたいと思う人を責めるつもりはない」と考えているよう。しかし「若く見えることは社会的に認められているのだから、自分をよく見せるためにボトックスやフィラーを使うことは理解できる」が、社会に合わせて自分の見た目を変えるのではなく、年を重ねることに対する社会の見方を変えることが重要だと語った。
批判に屈せず、自信が正しいと感じる想いを堂々と語ったポーリーナ。これからも、ありのままの姿でパワフルなメッセージを発信してほしい!
text:Saki Wakamiya