2020年7月に妻で女優のケリー・プレストン(享年57)を亡くしたジョン・トラボルタ(67)が、妻の死後、10歳の息子と死について語った会話の内容を明らかに。さらに息子の一言で年齢に対する考え方も変わったことを告白。
2020年に妻で女優のケリー・プレストン(享年57)を乳がんで亡くしたジョン・トラボルタ(67)が、ケヴィン・ハート(42)のトーク番組『Hart to Heart』に出演。妻の死後、息子ベンジャミン(10)と死について語り合ったと明かした。
ケリーが亡くなった時、ジョンはインスタグラムに「母親を亡くした子どもたちのそばにいるために、少し時間をとります」と投稿。仕事を休み、家族と向きあう時間を作ると明かした。
家族との時間を過ごすなか、ある晩、息子ベンジャミンから「ママが亡くなってしまったから、パパもいなくなるんじゃないかと心配なんだ」と言われたそう。
それに対しジョンは、「それらは、まったく別のことだ」と返答。続けて、「君は本当のことが知りたいよね。だから人生に関する真実を言うよ。人は誰も、いつこの世を去り、いつまでこの世にいるかわからないんだ」と語ったとか。
続けて、自身の死に対する考え方を息子に伝えたというジョン。「君の兄は、16歳で亡くなった。若すぎる。君の母親は57歳で亡くなった。これも若すぎる。でもそれを誰が知っていた? 僕も明日、死ぬかも知れない。君だってそう。みんなそうだ。だから死は、人生の一部だと考えることにしよう。理解できないかもしれないけど、できるだけ長生きできるようにベストをつくすんだ」。
1991年に結婚したジョンとケリー。娘で女優のエラ(21)とベンジャミンの他に、1992年に誕生した長男ジェットがいたが、ジェットは2009年に亡くなっている。
また、ジョンはベンジャミンとの会話のなかで“60代はどういう感じか”と問われ、「自分では永遠の21歳だと感じているのに、人生の最終章に入っているんだ。信じられないよ!」と打ち明けたことも告白。するとベンから、「30年前のことを覚えている? すごく昔だと感じる? あと30年生きるとは思わないの?」とさらなる質問が。
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そこで「いや、少なくとも30年以上は生きる」と答えると、ベンジャミンはあっさり、「だったら、別にいいんじゃない」と言い放ったとか。
「10歳の子どもからそう言われて、視点が変わったよ」と振り返ったジョン。30年とは言わず、「永遠の21歳」としてパワフルに活躍し続けてほしい!