先日突如浮かび上がったゼイン・マリク(28)によるジジ・ハディッド(26)の母ヨランダ・ハディッド(57)への暴力疑惑。ゼインはその後否定したものの、すでに暴力行為で起訴され処分が下されていたことが分かった。
先日、パートナーでモデルのジジ・ハディッド(26)の母親ヨランダ・ハディッド(57)を突き飛ばしたと報道されたゼイン・マリク(28)。その後、ゼインは暴力行為を否定するコメントを発表したが、すでに起訴され処分が下されていたことが判明した
米メディア『US Weekly』が入手した裁判書類によれば、事の発端は2021年9月29日(現地時間)、ジジとゼインが娘のカイ(1)を育てているペンシルベニア州の家で起きた。
その日ジジは不在で、ゼインと娘がふたりで過ごしているところにヨランダが訪問。何かがきっかけでゼインがヨランダを突き飛ばし、ヨランダはドレッサーにぶつかり精神と肉体の苦痛を与えられたという。また、その際にゼインは暴力的な言葉を用いて「オランダの売春婦」とヨランダを侮辱した上、「俺の娘に近づくな」と言い放ったとも書かれているそう。
その後、事態はヒートアップし、ゼインは外出中のジジに電話をして「母親が家にいるときは、パートナーを守る度胸を持て」と忠告したとも。また、その場にいたヨランダのボディガードにもFワードを使って罵倒したという。そのためゼインはヨランダ、ジジ、ボディガードに対する嫌がらせ行為など、4つの容疑で起訴された。
罪は認めていないものの、起訴内容については争わない姿勢を示したゼイン。そのため執行猶予付きの罰金刑と保護観察処分、アンガーマネージメントの講座受講が科せられ、ヨランダやヨランダのボディガードに対して接触が禁止された。ちなみに保護観察は、半年後に全ての条件が満たされた場合に終了するそう。
ゼインがヨランダに暴力を振るったというニュースが飛び出したのは、つい先日のこと。多くのメディアが、ジジとゼインが破局したと伝えるとともに、その原因が家族間のトラブルであるとリポート。ヨランダはゼインに「暴力を振るわれた」と主張しており、警察に被害届を出すことを検討していると報じられていた。
その報道を受け、ゼインは自身のツイッターで「娘のためにも、数週間前にパートナーの留守中に家に入ってきたパートナーの家族との口論から生じた問題について、口外しないことに同意した」と発信。ヨランダと問題があったことを認めつつ、娘のためにも多くは語らないことを宣言した。
しかし、米サイト『TMZ』を通し「私は、ヨランダ・ハディッドに暴力を振るったという情報を断固として否定する。ヨランダが虚偽の主張を改め、プライベートで家族の問題が解決するよう願っている」と、暴力に関しては改めて否定した。
今後、この件についてヨランダやジジが声明を発表することはあるのか。これまで破局と復縁を何度も繰り返してきたゼイン&ジジの関係にも注目が集まりそうだ。
text : Mariko Peeling