現在アメリカでロビー活動を精力的に行っているメーガン妃(40)。そんな彼女の行動に対し、米下院議員が英王室の称号を使うことをやめるべきと苦言!
2020年にヘンリー王子(37)とともに英王室を離脱し、現在はアメリカを拠点に様々な活動を行っているメーガン妃(40)。なかでも熱心に取り組んでいるロビー活動(政府の政策に影響を及ぼすために行う私的な政治活動)に対し、ある米下院議員が苦言を呈した。
その議員とは、共和党保守派のジェイソン・スミス下院議員(41)。芸能サイト『TMZ』のライブ番組に出演し、メーガン妃が「米議員に連絡した際に、メーガン・マークルとしてではなく、“サセックス公爵夫人メーガン・マークル”と名乗っていた。彼女は王室の称号、立場を利用してロビー活動を行なっている」と指摘した。
そしてスミス下院議員は「米国民もしくは『スーツ』に出演した俳優がロビー活動をするのは素晴らしいと思う」と前置きした上で、「“サセックス公爵夫人メーガン・マークル”ではなく、“『スーツ』の出演俳優メーガン・マークル”にすべき」とコメントした。
その理由について「英王室のポリシーを見れば明らか。彼らはアメリカの政治に関して、つねにに中立的な立場を保つことを貫いている」ことを挙げ、「彼女とヘンリー王子は王室を離脱したのだから、英王室の称号を使用するべきではない」と明言!
メーガン妃は今年10月、米国の有給育児休暇の法制化を目指すためにロビー活動を開始。チャック・シューマー上院多数党院内総務(70)とナンシー・ペロシ下院議長(81)には、幼い子どもを持つ両親にとって、雇用者に有給休暇取得を義務づける法整備が必要だと綴った公開書簡を送付。
また、共和党のスーザン・コリンズ上院議員(68)をはじめとした上院の女性議員たちに直接電話をして、有給育児休暇の必要性を語ったという。コリンズ上院議員は、「彼女が私のプライベートの番号に電話をしてきたこと、そして自分をサセックス公爵夫人と名乗ったことに驚いた」と明かしている。
先日、自身の児童書『ザ・ベンチ』の出版社のYouTubeチャンネルに出演した際も、「私はメーガン、サセックス公爵夫人です」と自己紹介したことから世間、そして専門家からも批判が殺到していたメーガン妃。果たしてこれらの批判について、本人がコメントする日は訪れるのだろうか。
※メーガン妃は英王室を離脱していますが、夫であるヘンリー王子に王位継承権があるため、メーガン妃としています。
text : Mariko Peeling