40年ぶりに復活し、新作アルバムを発売したABBA(アバ)。2日間で驚異のセールスを記録し、英国では週間チャートで1位に輝くなど、根強い人気を証明した。
40年ぶりに復活したABBA(アバ)が、2021年11月5日に完全新作のニューアルバム『Voyage』をリリース。全世界の販売数は5日、6日の2日間で120万枚超え。デジタル配信のiTunesでは米国、英国、日本などを含む40カ国で「総合アルバムチャート」の1位に輝いた。
さらに英国では週末で約11万8,000枚、6日間では18万1,712枚を売り上げ、全英チャートの1位を記録。また、10月29日にエド・シーランが発売した『=(イコールズ)』の13万9,000枚という初週売上記録をも更新し、2021年のアルバム最速セールスと最大の初週純売上を達成した。
4枚目となるスタジオ・アルバム『Arrival』(1976年)から『ABBA Gold: Greatest Hits』(1992年)までの9作品で全英チャート1位に輝いてきたABBA。そして、今回の新作アルバムは10作目に!
ABBAは1972年から1982年にかけて活動した、アグネタ・フォルツコグ(71)、ビョルン・ウルヴァース(76)、ベニー・アンダーソン(74)、”フリーダ” ことアンニ=フリッド・リングスタッド(75)の男女4人による音楽グループ。現在でも人気を誇る数々の名曲を生み出し、とくに『ダンシング・クイーン』と『マンマ・ミーア!』の2曲は、解散後もミュージカルなどの形で親しまれるなど世代問わず多くの人々を魅了してきた。
そして今年、40年ぶりに復活することを発表。その際ベニーは「前回のアルバムから40年以上の間隔を空けるのは無謀だと言われています」「(タイトルは)Voyageで、まさに私たちは未知の海原へと船出しようとしているところ。若き日の自分たちの力を借りて、未来へと旅立ちます」とコメントした。
また、今回レコーディングに至ったきっかけとして「想像を超える、今までに見たことのない壮観なコンサートの制作に関わった」ことをあげて、2022年にはデジタルアバターを活用したコンサート「ABBA Voyage」の開催を予定していることも発表した。
40年ぶりの復活ながら、驚異の人気ぶりを見せつけたABBA。これまでとは違う型破りな内容になるというコンサートの開催も待ちきれない!