「心も筋肉のように日々鍛えることが必要」。セレーナ・ゴメス、メンタルヘルスに特化したメディアの立ち上げを発表

過去に、難病の全身性エリテマトーデスとその副作用の不安障害やうつなどで休業、リハビリ施設への入院を余儀なくされていたセレーナ・ゴメス(29)が、このたび、メンタルヘルスに特化したメディアを立ち上げることを発表。

昨年9月にビューティブランド「レア・ビューティ」を立ち上げるなど、女優、歌手以外にも活動の幅を広げているセレーナ・ゴメス(29)。新たにメンタルヘルスに特化したメディア「ワンダーマインド」を、2022年2月に立ち上げることを発表した。

Photo:The Mega Agency/アフロ
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過去に、心身の健康を保つために休業し、リハビリ施設等で治療を受けたことを明かしているセレーナ。2020年には米テレビ局『CNN』に寄せたエッセイで、一定期間SNSから離れるソーシャル・メディア・デトックスやセラピーの重要性を綴るなど、これまでもメンタルヘルスの大切さについて語ってきた。

昨年4月にはマイリー・サイラス(29)がインスタグラムで配信していた番組『ブライト・マインデッド』で、双極性障害であることを告白。「アメリカでトップクラスのメンタルヘルスの病院に行き、私が何年もの間で経験したことを話し合い、双極性障害だと理解したの。正しい情報を知ったことでとても助けられているわ。知ってしまえば怖くないの」と、メンタルヘルスに関し正しい知識を得ることの大切さを語った。

Photo:Richard Shotwell/Invision/AP/アフロ
Photo:Richard Shotwell/Invision/AP/アフロ

メンタルヘルスに関し、前向きな気持ちになれるコンテンツに日常的に接することができるサイトを見つけることが難しいと感じたと言うセレーナは、母親マンディ・ティーフィー(45)、女性実業家のダニエラ・ピアソンと3人でワンダーマインドの設立を決意。

マンディは20年以上にわたり双極性障害と誤診され、その後トラウマを伴う注意欠陥多動性障害(ADHD)だと判明したという経験の持ち主。またダニエラは、子どもの頃から強迫性障害に悩まされてきたという。

Photo:Instagram(selenagomez)
Photo:Instagram(selenagomez)

ワンダーマインドでは、「心も筋肉のように日々鍛えるツールやコンテンツが必要」という考えから、人々がメンタルヘルスを強化するためのコンテンツを提供していくとのこと。セレーナは「とてもワクワクしているわ。ワンダーマインドは人々が自分がひとりではないことを理解できる場にしたい」と抱負を語った。

Photo:The Mega Agency/アフロ
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何年にもわたり、心身の不調に悩まされたセレーナだけに、今後、ワンダーマインドを通じてどのようなメッセージを発信していくのか、注目したい。

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女優・歌手に加えて昨年はビューティブランドも立ち上げたセレーナ。Photo:The Mega Agency/アフロ
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母マンディとセレーナはNetflixドラマ『13の理由』のプロデュースを手がけた。Photo:Richard Shotwell/Invision/AP/アフロ
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ワンダーマインドの創立者3人のショット。
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スティーヴ・マーティン(右/76)とマーティン・ショート(左/71)と共演したドラマ『マーダーズ・イン・ビルディング』も好評だったセレーナ。Photo:The Mega Agency/アフロ
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