異母姉のサマンサ・マークル(57)が、メーガン妃が番組で語った内容は虚偽であるとメーガン妃(40)を訴えたという。
これまでメーガン妃(40)との仲違いが伝えられてきた異母姉のサマンサ・マークル(57)が、メーガン妃を訴えたことが明らかに。
米メディア『TMZ』が入手した文書によると、訴えの内容は2021年3月に出演したオプラ・ウィンフリー(68)のインタビュー番組で放送された、メーガン妃の発言に対するもの。メーガン妃が語った幼少期の貧困エピソードが虚偽であるとし、約860万円の損害賠償を求める訴訟を起こしたという。
サマンサは、2人の父であるトーマス・マークル(77)はメーガン妃をエリートが通う私立校に入学させたほか、ダンスや演技のクラスにも通わせていたことを挙げて、メーガン妃の幼少期は決して“貧しい”と呼べるものではなかったと主張。
さらに番組内でメーガン妃はオプラに対し、ノースウェスタン大学在学中の学費や生活費は自分で働いて払ったと語ったが、実際は父が払っていたとサマンサは主張している。
また、メーガン妃が自身と最後に会ったのは「18年か19年前」で、「メーガン妃とヘンリー王子(37)との関係が報じられるようになってから、サマンサがマークルという名字を再び使い始めた」、「自分が父トーマスの唯一の子ども」などのメーガン妃の発言は事実ではないとも主張。
このようなメーガン妃の虚偽が、サマンサが2017年に出版した自身の回顧録の売れ行きに悪影響を及ぼしたほか、自身の就職活動にも支障をきたし、精神的苦痛を被ったとも記されているという。
サマンサは、トーマスが最初の妻ともうけた長女。その後ふたりは離婚し、トーマスはメーガン妃の母と再婚し、メーガン妃が誕生した。
サマンサは2017年にも、当時メディアが報じていたメーガンの貧困育ちというストーリーを否定しており、メディアの取材でメーガン妃を批判したことも。そのためメーガン妃とヘンリー王子の結婚式にも呼ばれず、何度も対立が報じられていた。
2021年に発売されたヘンリー王子夫妻の非公式伝記『Finding Freedom』では、メーガン妃の情報提供によってサマンサに関する情報も含まれていたことから、サマンサはこれがプライバシーの侵害と著作権侵害に当たるとし、メーガン妃を相手に訴訟を起こすため「英米の弁護士と話している」と語っていた。
ちなみに今回の訴訟に対し、メーガン妃の弁護士は「根拠のない不合理な訴訟。私たちはこの訴訟に対し必要最低限の注意を払うのみ」とバッサリ。果たして、訴訟の行方はいかに?
text : Mariko Peeling